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DAYS GONE感想:中編

おはようございます、OhaRyukiです。
こちらはDAYS GONE初見プレイの感想の中編です。今回プレイヤーがブチギレ気味です。

ネタバレ注意 にございますよ。

相棒

あれから仕事をいくつかこなし、マイ伴侶ブーザーさんが敗血症にかかったため、治療法を求めて3つ目のキャンプに来ました。
壊死していく腕から細菌感染を起こし、高熱で常にせん妄状態というか、幻覚・幻聴・疑心暗鬼に苛まれていたブーザーさん。相棒すら疑ってしまうまでに追い込まれてしまってその、とにかく痛ましい。

治療の過程で腕を切断されたブーザーさん。ショックで生きる気力を失った彼は、日も落ちかけているというのに家出してしまいます。久しぶりにリアルで血の気が引きました。
震災を機に改めて思うようになったのですが、通話越しの友人が亡くなるというのは私の中で五本の指に入る恐怖。ブーザーさんの声が通信機から途絶えたらどうしようと、ディーコンさんと一緒に嫌な汗をかきました。
自暴自棄になりゾンビの大群に突っ込もうとしますが、ディーコンさんの体を張った説得で思いとどまってくれます。

どんな末路でも共に歩む友情はディーコンさん側だけのクソ重感情というわけではなく、ブーザーさんも同じ気持ちのようで。
ディーコンさんが妻のリサさんのことで目が曇り、暴走しかけたときは愛ある拳で止めてくれる。
うーん相棒……ブーザーさん好き……でもナイフ義手で振り回してはしゃぐのはその、どうかとおもう……。

落ち込み抑うつ状態が見られるブーザーさんのために、お医者さんのすすめで子犬を探してきます。いや子犬とは言われなかったけど子犬と戯れるブーザーさんが見たいので私は子犬を探します。
見つけたのは生後1、2ヶ月の子犬。こいぬ!ンワァ〜!かわいい!ディーコンさんの猫なで声も聴けてHappy、足が太いからでっかくなるぞ〜大きくなれよ!
飼い主さんは最近まで生きていた様子。イヌのおやつまで調達して、随分とかわいがっていたんだな。ゾンビはびこる世界で子犬の世話をするのは大変だったろうな。飼い主さんの分までブーザーさんがかわいがってくれるからね……。

ディーコンさんは相棒や大事な人が絡むとよくお礼を言いますよね。昔はもっと尖っていてお礼とか聞いたことないわみたいなことを勝気な美女リッキーさんに言われましたが、ディーコンさんってかなり優しいですよね。おくちはわるわるですけど……。

過去との決別と今を生きる話なんですね。
ディーコンさんの回想の中のサラさん(妻)は知的で、飾り気がなくて、お茶目で、ディーコンさんのメンタルを上に引っ張ってくれる明るく素敵な女性。対してディーコンさんはぶっきらぼうに振る舞うけど世話焼きで繊細で不器用な、優しいけど湿っぽい男性です。ディーコンさんにとって太陽のようなひとだったんだろうな。
そんな唯一の人を亡くして前を向くのは難しいよな。

アイアンマイクキャンプしんどい

このキャンプ、民主主義を掲げるだけあってネームドNPCがろくでもないです。
民主主義批判ではないです。

やめろリッキー!
いい雰囲気にするな!お前アディーさんって彼女いるだろ!痴話喧嘩に巻き込まないで!ダシにしないで!
リッキーとかいう美女、マジでとんでもないです。口説くな傷心中の男を。アディーさんも割りと束縛系(常識の範疇ではありそうだった)かもしれないんですが、奔放な気質のあるリッキーさんはそれに若干うんざりしてるみたい。馬鹿野郎スッパリ別れてから手ェ出さんかい。ディーコンさんは硬派なのでやんわりかわしました。良かった!!!

特にスキッゾてめえだ。
マジで足を引っ張り過ぎだぞ!他二箇所と比べればアイアンマイクのキャンプが一番マシかなあと思っているのですが、スキッゾくんが生理的に受け付けません。
彼、足手まといどころかゾンビの近くで大きな音を鳴らしてはいけないみたいな常識的な事も理解していないのに、言う事だきゃあ山のようにでけぇ。どうしたもんか。
こんな彼でも多様な意見を尊重するマイクさんは受け入れてんだよなあ。私なら……うん。

狂信者の群

信頼してるの一言で流されんなディーコン!そいつ圧倒的に役に立ってねえから!!ほぉら裏切った!!!
という感じでスキッゾくんがフリーカー(ゾンビ)に憧れる狂信者集団にディーコンさんを売り渡したんですが。ボケナス!
このクソガキを「仕事はできる」とかいって野放しにしてたマイク爺さんは本当に耄碌している。孫かなんかなの?

狂信者集団(リッパー)のボスはカルロスさん。なにやらディーコンさんとブーザーさんが所属していたバイククラブで問題を起こしていた感じの人ぽい。過去に度を超えた制裁を受けたような口ぶりですけどね、逆恨みで狂ってるような気もしますね。

リッパー集団の中には過去に何度も面倒を見ていたリサちゃんという少女が紛れています。
リッパーたちはゾンビたちのように俗世を、過去の幸せな記憶を忘れて辛い今を恐怖なくエンジョイしたい集団らしい。リサちゃんはお父さんお母さん達家族に会いたくて、斡旋したキャンプを抜け出し続けた大馬鹿小娘。
この身勝手極まりない少女を、ディーコンさんは妻の妹になんか似てるというフワッとした理由で助けようとします。というか女に甘いので助けている。
彼女もディーコンさんに見つけられるまでは、滅びた街で恐怖に耐え一人で生きていた子供。深い心の傷を負っているのもわかる。
しかしやっていいことと悪いことがある。仏の顔も三度までだからな。解放してくれたのはありがとな。

襲われるロストレイク。このゲームプレイヤーの心臓握りつぶすのがうまい。
マイクの啖呵によって場は流れスキッゾは拘束。うーんそのまま消えてほしい。

リッパーたちの拠点をダム破壊して水攻めとはやるぅ。やり過ぎ感も感じてしまうのですが、どうせナイフで死ぬか溺れ死ぬかの差です。
カルロス戦は朦朧とした中でのナイフバトルかあ、正直助かります。近距離の銃撃戦苦手なので……。
世界崩壊前からの知り合いはブーザーさんひとりになってしまった。ブーザーさんはもうヤンチャせずにキャンプで生きる。
私もそのほうが嬉しい。ディーコンさんもそのほうがいいと思いつつ、少しさみしげですよね。
絆は切れることはないけれど、腕の不自由な親友を戦場に引きずり出すのは今後ありえないこと。リッパーたちとの決着は、二人の因縁だから共に来た。
彼の相棒はもう、バイク一台になってしまった。

マイクさんの言い分は綺麗事ではある。崩壊した世界だからこそ秩序を持って結託しようと。
困難な道だからこそ人の力で努力する。神には祈らず弱音をこぼすだけ。素晴らしいですね。
でもこれをこなしていくにはマイクさんは年老いすぎているように思う。彼は強いリーダーかもしれないけど、先がないように思う。
ただでさえリッパーたちの襲撃でキャンプ全員の心がささくれだっている。私もリッパーのように現実から目を背けた人々の説得は不可能だと思うな。許し合うことには一定の裕福さが必要ですよね。
彼の思想をきちんと理解した後継は現れないだろうな。

スキッゾ追放は賛成ですね。キャンプ所属の
内に始末すれば、マイクさんの顔を潰すでしょう?外なら誰にも配慮せずに始末できます
蛮族思想すぎかな。
逆恨みでラスボスまわりに噛んでくるのかな、スキッゾ。

キリもよさそうだからここで区切ります。
お疲れ様でした。

OhaRyuki

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