こういう企業を応援したい!allbirdsの超快適でサステナブルな靴に感動した話
みなさん、「allbirds」(オールバーズ)というシューズブランドご存知ですか?
私は最近まで知らなかったのですが、B Corp関連の企業を調べている中で発見。商品自体のクオリティもさることながら、企業のビジョン・ミッションがまた良いのです。
TIME紙はじめ多方面で「世界一の履き心地」と評され、それでいながらB Corp*の認証取るほどのサステナブルな事業であり、愛用者にはGoogle共同創業者のラリーペイジ、オバマ前大統領など著名人が多数います。
すでに情報が渋滞していますが、ディカプリオが出資しているという情報も付け加えておきます(笑)
収益性とサステナビリティ・スケーラビリティを全部成立させるのは本当に難しい。でもそこへのコミット度が他のブランドと一線を画していて、すっかり応援したくなりました。
実際に購入・履いてみて、色んな人に知ってほしい!と思い記事にしました。
オーダーメイドしたようなフィット感
ESGやらサステナビリティを語る前に、まずは大事な使用感はどうかといいますと、足を入れた瞬間、ぴたりと吸い付くように馴染む履き心地。
まるでミリ単位で測ったオーダーメイドの靴(したことないけどw)のよう
なフィット感でした。
そして一歩踏み出せば「あ、これ長距離歩いても疲れないわ」と瞬時にわかるサポート力を感じることができました。
ほんとに足全体にストレスがかかってないんですね。
思わず歩きたくなる
しかも、靴のシリーズ素材によって性格が全然ちがうのですが、みんなそれぞれの別の良いフィット感があって、思わず歩きたくなっちゃいました。
どれも気持ちよくて、あれもこれも試し履きすること8足くらい(お店の人すみませんw)
私が購入したこちらのスリッポン。
ウォーキングのアシスタント力はおそらく、全ラインアップの中でも最も弱い位置づけと思われます。それでも4,5時間街なかを歩き回っても、靴を脱いだ時に普通のスニーカーより断然疲れを感じませんでした。
靴なのに「温かい」
そしてもう1つ驚いたのが「靴なのに温かい」んです。
なんだろう?と思ったら答えは素材が「ウール」でできてるから。
ニュージーランドのスーパーファインメリノウールという、髪の毛の1/8の細さの素材。だからチクチクしないし保温性と調湿性も優れている。
もはや「着るシューズ」といったほうが良いかも知れないです。
元プロサッカー選手と元ゴールドマン・サックスという異色の共同創業者
そもそもどういった成り立ちでこの事業が生まれたのか?
今回店舗に出向いたのは、実物を触ってみたいというのはもちろん、こうした特殊なブランド、ファンを獲得してきたブランドが店頭でどういったコミュニケーションをしているか気になったのも1つの理由でした。
その話はまた別の記事で書きたいと思います。
大事な技術は独占せずオープンソースに
履き心地は抜群。そして本当にサステナブルなの?の話ですが、これがやっぱりすごかった。
彼らは本気でカーボンニュートラル(製造過程で二酸化炭素がプラスマイナスゼロになること)を目指しており、素材は先程のメリノウールだけじゃなく、石油をつかずにサトウキビから作った合成ゴムなども開発しています。
この技術とても優れたものですが、気候変動に対して本気で取り組むから、自社だけのものとして独占せずに、オープンソースにしているそうです。
すごいね。
そして、靴1足1足に、排出している二酸化炭素量(右上)や使われている素材が表記されてます。
Better things in a Better way
「より良いものを、より良い方法で。」
これがallbirdsのミッションです。
最近はGreenwashingと呼ばれるように、とりあえずうわべだけのSustainabilityを謳う企業も多いなか、完全に一線を画してるAllbirdsは本当に素晴らしく、世界中にファンがいることにも頷けます。
より良い未来をつくるこうした企業・お店が世の中にどんどん増えるといいですね。わたしたちが普段払うお金が、「コスパ」や「スペック」だけじゃなく、こうした応援したく鳴るような企業に集まれば、自ずと100年後も明るくなりそうです。
何よりそうして応援できることが嬉しくなります。
読んで共感してくださった方、応援したくなるお店や企業があればぜひ教えて下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?