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評価

愛着に傷を持つアダルトチルドレンたちが
ものすごく欲しいものが『他人からの評価』です

私はアダルトチルドレンで言ったらイネイブラー
愛着の型で言ったら不安型なので
子どもの頃の親のような近しい存在として
パートナーとなる人、たった1人からの評価に
自分自身が左右されてきました。

それこそ、そのパートナーに認めてもらえるなら、その人が私を大切にしてくれるなら
自分という価値のない存在を愛してくれるのなら。。
どこへでも着いて引っ越しできるし
自分の仕事すら変えても構わないと
自身のライフラインさえ差し出してしまうほどの危険さを持っていたのです。
文字通りに『その人がいるなら何もいらない』状態。。

それはやはり幼少期に自分の全てを否定されていたことが大きく関わっていて、
否定されても虐待をされていても
どうにか好かれる自分になりたいと
健気に戦っている心のまま大人になってしまっていて、自分という存在を他人の評価でジャッジしてしまっているということなんですよね。

物語のプリンセスのような内面と言えば
とても素敵に見えますが
庶民として人生を生きるには
かなりつらい心の在り方だと思います

物語の王子様と違って
現実の人間は損得勘定というか
現金で薄情ですから
自分の生活や人生全てを
相手に合わせてしまうのはとても危険なことだなと思うんです。
(その時は全くそうは思わずに
自分の存在を軽く見てるので簡単に投げてしまいますけど。。)

私のような不安が大きいとその対象が
『たった1人』になりがちですが

アダルトチルドレンの中では
たくさんの人に認められる尊大な自分をイメージして実行にうつす人もいます。
とにかく上下関係の上を目指し、
人が羨むような自分になるために
自分を大きく見せるタイプ。。
常に人からの称賛を求めて走り続けるタイプ
こういう人はとにかく尊大な自分と無価値な自分の両極端しか認識していないで
等身大の自分を受け入れることを避けているので
現実を生きているようで
理想の世界にどっぷり。。という感じでしょうか。。


どちらのタイプも必要としてる他人からの評価。
しかし、他人の評価というのは不安定で揺れ動くものなので
それに流されて自分の気持ちも不安定で
常にグラグラと落ち着きのない状態なんですよね

評価を他人任せにしているというのは
常に自分は不安な状態だと思うので
その不安を解消するためには
自分で自分を面倒見ていくことかなと思います。

これがすごく難しいんです
認められたり寄り添われた経験が少ない人間にとっては、自分への労わり方というか
自分を信じたり、自分をちゃんと評価することがなかなかできずに
ついつい自分の足りないところや自分の悪いところ。。親に言われ続けた自分の批評の方を軸にしてしまって
自分を褒めてあげられない。。

とても難しいことなんですけど
知ることでできるようになるし
知識をつけることで気づくことができると
私は思ってます。

他人に評価を求めていると
頑張っても頑張っても終わりがないんですよね。
どんなに頑張っても満足できない状態になって
気づいた時には自分が壊れてしまうので
少しずつでも、自分で自分に満足することを
意識して進んでいきたいです。


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