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母亡き後の医者めぐり③左半身の感覚異常

3月から内科、眼科ときて、
脳神経科である。
今、最先端。もう医者めぐりはここまでにしたいものだ。

愛媛と高知西部で大きな地震があった日の翌日、
青森の母の従姉のおばさんからお見舞いのお電話をもらった。

話終わった後、
立ち上がったら、
左脚がなんか重い。感覚が鈍いような。

左脚に負担をかけた覚えもなく、
電話を切るまではなんでもなかった。

なんだろう、
とじっと感覚が戻るのを待っていたが、
なんか左手の感覚もおかしい。

しびれてる、とは違う。
どこか痛くもない。
動作も、できる。
力がはいらないわけではない。
ただ、左右差の感覚が強い。
左半身に一枚薄い膜が張ったような。

食べたり飲んだりはできるし、
呂律が回らないとかもない。
 
ただ、変だ。
なんでもない、
と思える根拠が自分の中にわいてこない。
左側が、鈍い。
右側が通常の感覚なら、 
明らかにちょっと鈍い。
こんなの初めて(またか)

大きな地震が23時すぎだったので、
緊張から眠りが乱れたのに、
仕事でわりとがっつり神経を使ったせいで、
なんか変なのかな、と
出来るだけ横になってみた。

一晩、眠ってみた。

朝、何も変わらず、 
左右の感覚が変だった。
寝不足のせいじゃない?

もう自分で考えたり判断できなかったので、
また朝イチでググッて、
脳を見てくれる病院に行った。

これも夫が送迎してくれた。
運転中急におかしくなったら困るもんね。

脳神経科って、結構患者さんいるのね。
開始ピッタリに行ったのに、
結構待った。

MRIに入ったのは昼の13時前。

結果的に画像での所見は異常なしで
感覚異常の原因はわからない、
とわかったのが14時。
 
長かったけど、ホッと一安心。

脳に異常がなければ、いいのよ…。 
若くても脳に異常があって倒れることはあるし、
子どもたちがいるから、
不安は早めに消しておきたい。

きっと、自律神経系のことだろう。
過活動膀胱だって、そうだったと思う。
私の自律神経が落ち着くのに、
時間がかかっちゃってるわけ。

ホッとしたと思うと、
次々と、
身体への違和感と
不安がわいてくる。

これが母を亡くした後の
私の身体の悲しみの表現なのか、

新しい症状を見つめている。

実は、母を亡くした後、
二次的、三次的にも
悲しみに見舞われてる。

母の死以外は、
自分が招いたことなので仕方ないけど、
やはり弱いときには
堪える。








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