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夢のような結婚  玩具になれた喜び

僕は、小学生の低学年の頃から、徐々に大人になったら女性になりたいという思っていました。
いつも、きれいになりたい。女王様になりたかったのです。
おとぎ話を聞くたびに憧れるのは、シンデレラであり、白雪姫だったのです。
きっかけは、小学生低学年のころに、偶然見たテレビの物語の一シーンでした。
ある着物姿(黒留袖)の女性が、今は亡き未亡人の舞踏会ドレスへ着飾って現れた場面でした。
全身が硬直してしまったことを決して忘れることができません。
その全身から放たれる着物とドレスのイメージとオーラが頭から離れず、一週間ほど心此処にあらずの状態だったことを今でもはっきりと思い出します。
また、大人の漫画雑誌のストーリーも深く心のなかに刻みつけられました。
物語はこうです。
色白でかわい過ぎて虐められた少年が、性転換し大人になってから見返すことで復讐しながら自死するお話でした。
何度も何度も読み返しました。
ロングドレスに着飾って微笑む主人公に憧れました。
また千之ナイフの「逢魔がホラーショー」などにもこの上ない救いを感じました。
母に隠れてコソコソしながら、シークレットモードでネット検索するのは、
フォーマルドレス、ウエディングドレス、ウエストが締め上げられた中世風のドレス、舞踏会のドレス、ボールガウンドレスでした。
ディスプレイに現れる豪華なドレスで着飾ってみたいといつも夢見ていました。
5つ年上の姉の下着とブラウスとプリーツスカートをタンスの中から取り出してこっそりと着て時々満足していました。
決して可愛くなりたいなどと思ったことはありません。
常に大人の女性が着るエレガントでフォーマルな姿を夢見ていました。

小学生高学年になると身長はぐんぐん伸び160cmを越すぐらいになりました。
モデルのような美しい姉はすでに高校生になり、並んでも変わらないほどの身長に伸びました。
次第にエスカレートして姉が不在時は、思い切り大人っぽい女装にはまっていきました。
また、僕よりも背の高い母の光沢のあるフォーマルなマザードレスを身に着けてみました。
かわいいのではなく、美しくなりたかったのです。
大人のフォーマルドレスや留袖に深い憧れを持ちました。

いつからか女性になりたい希望と着飾ってみたい欲望が相まって、興奮するとペニスが大きくなることに気が付きました。
やがて射精を迎えましたが、一瞬の満足感だけで心の底からの欲望を満たすことはありませんでした。
中学生に入ってから、体が少しずつ変化し始めました。特に下半身の違和感が強くなりました。
体の形が変化していくのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。
肩幅が広くなり腰回りが小さいままの兆候が我慢できませんでした。
中学から高校生に進学するに従い、目の前の動かせない現実はどうしようもないことだと気が付きました。
女性ホルモンの投与や性転換手術、女性の顔になるための美容整形も真剣に考えました。
去勢も選択肢として考えました。
短い期間でしたが女性ホルモンを試したことがあります。
母親に性の悩みを相談するには、あまりにもハードルが高すぎました。
男の体に微妙に変化していく事実を本当に嫌っていましたが、冷静になればなるほど、本当の女性の体へは絶対に変化しえないものだと悟り始めました。
性転換した人たちは、客観的に醜いのです。どうあがいても偽物なのです。
それに自己満足に生きるのに手術やホルモンで体に負荷をかけるのを望みません。
自殺する人たちも多いこともまた知りました。

その代わり、17歳までの思い出としてとして、醜くなる前に、高校を卒業するまでに極めて個人的な秘密の記念写真を残そうと決めました。
晴れ着や豪華な留袖、中世風風ドレス、舞踏会のドレス、ウエディングドレスを身に着けた僕だけの写真を保存したいと願いました。
夢が叶うなら、それ以降は、二度と女装しないと強く心に決めました。
すでに女性カメラマンになって活躍していた姉になんとなく遠回しに相談しました。

高1の秋でした。僕の心の内側を少しずつ告白しました。
姉は、僕が何を欲していたか全てをお見通しだったようです。
隠れて下着やお洋服を着ていたことも知ってしました。
姉はいつの日か自分に告白するに違いないといつも思っていたようです。
もちろん嬉々として全てを受け入れてくれました。
憧れていた豪華な着物やドレスはとても高価でしたが、1年かけて姉が全てを手配購入してくれました。
168cmの姉と私の身長、体型はほとんど一緒でした。
当時、不思議なことに忌み嫌う男性の体型へとあまり変化していませんでした。
顔も体型と同じように男性的な骨格に変わることがありませんでした。
姉の下着やお洋服をそのままのサイズで着ることができました。
姉は僕に内緒で母に相談していたことを後から知りました。
姉は、お肌の手入れなど、身だしなみなどを少しずつ手とり足取りで教えてくれました。
高2の秋、遠く離れた高級ホテルの一室を5日間借りました。
姉によって化粧された僕は夢のような着せ替え人形になりました。
その日、全身を丁寧に剃り上げられ、入念な化粧を施され、何種類のもウィッグが用意されました。
何時間も撮影し、何百枚もの美しく着飾った写真を収めることができました。
僕の面影はありましたが、微塵も男っぽさはなく、所作も美しい完璧な女性のようでした。
僕自身は望まなかったのですが、後から、姉がせっかくだからと、セーラー服の写真も加えられました。
どこからどう見ても女子高校生でした。
男子学生服を着ている分には、表面的にはどこにでもいる普通の高校生なのに。
どの写真も男っぽさは微塵もありません。
僕の一生の宝になりました。
夢がかなったのです。
写真の一部は、母の元に届けたと後から姉から知らされました。
満面の笑みを浮かべていたとの事でした。

大学生になった僕は、母の勧めで姉のマンションに同居することになりました。
かつて、女性の完璧な容姿に憧れていた僕でしたが、性的指向はノーマルでした。ゲイではありません。
わずかながらでも、徐々に変化する男性の体型から逃れることはできませんでした。
大学生になってから女装を完全に封印しました。
一方で、自分の美意識や夢、理想を叶えてみたいと思いが湧き上がってきました。
高貴な女性に命令され、絶対服従し、奴隷としての喜びに生きたいと、姉に隠さず話ました。
もちろん、僕が受動的な満足を得る指向性あることも、姉はあたりまえのように気がついていました。

姉は、完全に僕をコントロールしていました。
普段は普通の姉と弟の共同生活でしたが、毎週、休日の前日にはある儀式が行われました。
ドレスであれ和服であれ、一分の隙もなく儀式のために完璧に着飾った姉を数時間わたり崇めるのが僕の義務でした。
姉と性的に交わることはありえませんでした。
僕は、ベネチアンマスクとギリギリまで締め上げた濃紫色の女性用コルセット、金属の貞操具をつけること、四つ足となって這いつくばるのが姉への最低限のマナーであることを強要されました。
姉は決してSMプレイのような装いをすることはありえません。
只々高貴で上品な佇まいなのです。
心の底から姉を敬い、ゆったりと座る姉の足元に跪き、足先にキスをして奴隷のような立場を自覚します。
姉を神のような存在として心から認識しているのです。
姉は儀式の間、常に丁寧語を使いますが、無情で残酷な命令をこともなげに言い放ちます。
その瞬間、心の中で犬のように叫びます。
僕は表情を変えません。僕は生ける玩具、人犬なのです。
僕は自ら進んで姉の性奴隷になることを欲したのです。
玩具として仕える喜びに満ちていました。
部屋の中では本物の皮のリードに繋がれていました。
姉と一緒に外出する時は、表面的にリラックスしていても、実は目に見えないリードと貞操具がいつも僕を戒めていました。
姉が自分自身の快楽のために、僕に対し死を命令するなら躊躇することなく受け入れる心構えにありました。
姉から支配される喜びは、大学を卒業するまで続きました。
母から促され、姉との日々は自然に終了しました。

卒業後、就職した会社は、外資系の企業でした。姉に相談したことで探しあてた金融関係企業でした。
入社以来、仕事にも慣れ生活に余裕が出てきたころに、姉から連絡がありました。
結婚してみないかと。
あなたにピッタリの女性を知っているとのことでした。
ピッタリの意味を理解できるのは姉しかいませんでした。
いつになくストレートな内容でした。結婚したらあなたの欲望は完全に満たされるわ。
一度会ってみたらとのメッセージでした。
姉とどんな繋がりがあるか不明でした。
数日後、ご本人とメールで事前に連絡することもなく直接ホテルのロビーで会うことになりました。

ひと目で運命の方、天上人であることを悟りました。
すぐにその高貴で知的な方の足元にひれ伏しました。
まさに真の女王に謁見できた気持ちでした。
厳かな女王から、最初にお会いできたその日から僕に対し粛々と厳しい調教が着々と施されました。
妻は女王様の存在でした。
さりげない所作やお声に僕がすぐに反応できるまでに、崇めるまでに十分な時間をかけて過酷な折檻を頂きました。
身分の違いに条件反射で反応するために、容赦ないもったいないほどの躾を頂きました。

1年半後、結婚式は、シンプルかつ格調高い雰囲気で行われました。
見た目は、普通の新郎新婦でした。
表面上は美しいだけの妻でしたが、僕にとっては高貴、畏れ多い神のような存在になっていました。
僕は、きちんとした調教済の生きる玩具になっていました。
スーツパンツの下には、射精管理のための貞操具を着けるのを当然のごとく促されました。
神々しい妻のペットへと変化した改造済の嬉しさを、誇らしくご来賓の皆様にお観せしたい、曝されたいと願いました。
もしも、妻によって支配される奴隷としてのお披露目の場であったならばなどと空想します。
美しく気高い純白のウエディングドレス姿の妻は、リードを引きながら恥じらいながらも厳かに現れます。
リードのその先の皮製首輪には、人犬のような最低限の装いの僕。
崇高なる女王様と四つ足の玩具が、身分不相応の夫婦の形を通じて誓い合う。
披露宴では、衆目の中で僕が単なる奴隷にすぎない存在でしかないことを披露されるのです。
妻以外にそんな僕の希望と夢を知りえたのは、たぶん姉だけだったでしょうか。
結婚式は、慎ましくあくまでも格調高い雰囲気の中で堂々とすすみました。
結婚の誓い、その本当の意味は、性奴隷として妻の玩具として一生を捧げる喜びだったのです。

僕は今、幸せです。

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