AV強要問題とmetoo運動に共通する問題点

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できればマガジン(12月度)をご購入いただいて、私が常日頃何を主張している人間なのか把握した上で、今回の記事の内容についてお考えください。


前回の記事ではジェンダー学会のシンポジウムで起きたmetooトラブルについて述べたが、今回はもうひとつ胸糞悪いお話を聞いていただこうと思う。
metoo運動が世界的に流行するより前から日本で騒動となっていた「AV出演強要問題」に関するお話だ。

さて、日本を舞台にしたAV出演強要問題だが、この騒動はとある女性がAV出演を拒否したところ、プロダクションから違約金が発生すると脅かされ、裁判を起こしたという一件から始まっている。
この裁判で活躍したのがかの伊藤和子弁護士なのだが、彼女はこの件だけにとどまらず「被害者はまだまだいる」とぶち上げ、あとに続けと様々な女性がmetoo的な告発を開始した。

ところが……。

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