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【沢木和也終活プロジェクト#1】丸1年かかった本が出版されます

実はアタクシが取材・執筆(+noteやクラウドファンディングの管理)を担当しておりました

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という訳で、人間関係的に気付いた人はとっくにピンと来ていたと思いますが、私が丸々1年かけて取り組んでいた本が、今月29日にやっと発売されます。

【伝説のAV男優 沢木和也の「終活」~癌で良かった】

癌で余命宣告をされた沢木和也氏が、文字通り余すところなく自身のこれまでの人生について語り尽くした一冊となっております。

このプロジェクト、実は私に落ちて来るまでに少し時間があったのですが、時系列をまとめるとこんな感じ。

[2020年4月頃]
沢木氏、癌で余命宣告を受け、Twitterでカミングアウト。
すぐにコロナ禍に突入。
[2020年5月頃]
沢木氏のAV業界の後輩である某M本氏が、沢木氏を支援しようと、彩図社の草下シンヤに相談を持ちかける
→荒井に話が回って来る
[2020年6月]
M本さんと、草下シンヤ、私のいつものトリオに沢木氏を加えた4人で、コロナ禍真っ最中の歌舞伎町で打ち合わせ。
この席で次のような話がまとまる。
(1) 彩図社より終活をテーマにした本を出す
(2) クラウドファンディングで沢木氏の治療費を募る
(3) 何をするにも情報発信が必要だし、少額でも収入の確保が大事なので、最もマネタイズが手軽だったnoteの開設を決定
※本当の発起人のM本氏の要望「今の俺は執行猶予中で名前が汚れちまってるから、俺が表に出たら沢木の兄さんの名前まで汚しちまう。俺は裏方に徹するから荒井と草下が矢面に立って欲しい」
[2020年7月頃]
荒井、沢木氏へ取材開始。また、並行して沢木氏名義のnoteを開設。
https://note.com/k_sawaki/
ところが、キャンプファイヤーでクラウドファンディングを始めようと思ったら規約違反の連続で差し戻しラッシュ。
https://camp-fire.jp/projects/view/321488
【2020年9月~11月末】
沢木氏のクラウドファンディングを開始。11月30日に無事に予定金額を達成して終了。

と、2020年までの流れはこんな感じだった。

コロナ禍とかち合ってしまい七転八倒

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正直、順調だったのは6月に沢木さんらと打ち合わせをしたところまでで、そこから先は基本的に実作業の殆どを私がひとりで担当。沢木さんへの取材、noteの更新、クラウドファンディングの準備など、"無収入の状態" で進めなければならなくなった。

ぶっちゃけてしまうと、コロナ禍のせいで盛大に仕事が減ってしまっていたので、持続化給付金の100万円が無かったら、この仕事は請けられなかったと思う。給付金のお陰でお金の心配が少なくなったので、半年程度を目処にすれば何とかなるかなという目算が立てられた。
もし一連の給付金が貰えていなかったら、現金収入を得るために、時給のバイトでもしてたんじゃなかろうか。そうなっていたらこの仕事は断っていたはず。

また、コロナ禍の直撃を受けて沢木さんの治療に一部支障が出ていたので、取材の予定も立て難かった。本人はかなりやる気になってくれていたのだけれども、取材で無理をさせて体調が悪化しては元も子もないので、体調の良い時に1時間程度でササっと済ませるというやり方しか採れなかった。

だが、プロジェクトにとってスタートダッシュの時期だった2020年6月から8月の2ヶ月間、沢木氏の体調は悪化の一途で、その短時間の取材すら難しくなってしまった。
最初の打ち合わせの時には普通に歩けていたのに、次第に杖を持つようになり、骨盤への癌転移のせいで同じ体勢で座っていられなくなり、「喫茶店でお茶を飲みながら~」なんてインタビュー方法が不可能に。
こうした事情から、取材場所は沢木氏が寝転がった楽な姿勢でいられる寝室か、沢木氏の自家用車の中(シートを倒して寝そべってもらう)だけに限られた。

そんな中、8月には沢木氏が倒れて緊急入院してしまった。何日間か意識が飛んでしまって、自分が何をしていたか思い出せない状況だったという。

その後、病院を変えて新しい治療法に切り替えたところ症状が安定し、また精力的にAV現場に出たり、私の取材を受けたりと、元気な姿を見せてくれるようになった。
「AVスタジオの駐車場に停めた沢木氏の車の中で取材」なんて事も数回あったが、余命宣告をされた末期癌のAV男優が、それでも現場に出ようとする姿は「すげえなこのひと」の一言だった。

こうして結局2020年の年末まで騙し騙し取材を続けたのだが、なんせ一度にかけられる時間が少ないため、聞きそびれた話が多く、最終的に2020年の3月頃まで聞き取りを続けていた。
ただ、その頃になると沢木氏の体調の問題で、ZOOMやLINE通話などを使った、それこそテレワーク以外の選択肢が選べなくなってしまった。

コロナ禍という状況でさえなければ、もっと早く取材を終えて、沢木氏に貴重な時間を割いてもらう頻度を減らせたのだろうが、こうまで長々ズルズルとお付き合い頂いてしまった点については、深くお詫びしたい。

今後も沢木氏の終活本について私目線の話を書いていきます

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で、最後にもうひとつ正直に申し上げてしまうが、今また沢木氏の体調が悪くなってしまっており、Twitterなどの確認もままならない状況らしい。

M本、草下、荒井、沢木の4者は、グループチャット的なツールでマメに連絡を取り合っているのだが、そこで「noteなどオフィシャルな記事の更新は沢木氏の原稿チェックを受けること」というルールを作ったものの、今の沢木氏はそれが出来る体調ではない訳で。

これが沢木氏のnoteの更新が停滞気味になってしまっている最大の理由である。仁義として、本人に無断で勝手に取材素材を切り貼りする訳にはいかないので、今後の方針が決まるまでは、事務的なアナウンス以外の更新はお休みさせて頂いている。

が、それではプロジェクトの進捗も上手に伝わらないと思うので、ひとまず私個人のnoteで、語れる範囲で【沢木和也の終活本】について語ろうじゃないかと思い至った次第である。

本の仕上がり具合は(手前味噌で申し訳ないが)非常に良く、事前に内容を読んで貰った出版業界人や新聞社の人間達からは、予想以上の高評価を頂けている。

皆さんにも早く現物を読んで欲しいのだけれども、まだ少し時間がかかるので、とりあえず自分のnoteで "沢木本" の何がどう面白いのかについて述べて行こうと思う。


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