詩を2つ(ホロロ)

氷の世界

雪の白はきらきらと 街路樹につもる

夜空は静かに 冷たさは闇に光る

足元をそろりそろりと歩くと

駅へゆく道は 不思議な氷の世界になる


ホロロ

夜明け前の駅には寒さ 凍った雪

地下鉄駅に潜り込み 電車にゆられゆられては

かじかんだ手のホロロゆるんでゆくよ

この感触は 冬の良いところだね


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