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こども社会人2年目

丸1年ぶりに投稿する。なんか久々の感覚。

新人として去年度は目まぐるしかった。楽しい経験も苦しい経験も思った以上にした気がする。

1年間で身に染みて感じたのは「人柄」がいかに重要かであること。

人の柄が良ければ周りも良くなる。悪ければ悪くなる。当たり前のことだけど、自分がいかに悪いのか気付かされた。自分勝手じゃ社会は回らない。

1周回って自分で自分の内的価値のある人であると思う、認めることがいかに難しいか、思い知らされた1年だった。

2年目の今日は苦悩に満ちた。

たった1羽の傷ついた幼鳥を野生へリリースするかで悩んだ。保護されたことを「誘拐」と定義するのか、「治療すべき」と捉えるべきか、、、

保護地点に向かう足取りはとても重かった。向かっている最中も悩んでいたが、リリースすべきだと思っていた。

保護地点で幼鳥を放し、親鳥の反応を見て今後どうすべきか考えた。

親鳥は恐る恐る近づきながら、必死に鳴く幼鳥に近づいていった。コンタクトはそこまで長くなかった、、、3羽で鳴きあっていた。

そして親鳥は山へ去っていった、、、幼鳥を見捨てたのだろうか、、、

しばらくしても全く戻ってこない、、、

その地点には傷ついた鳥が鳴く声と雨音、、、ただ呆然と見ているしかなかった、、、

何時間も悩んだ。治療すべきかリリース(リリースと言えるのか?)かどうか。悩み抜いた上、リリースした。色んな事情が絡んでいたのは事実。

傷は深すぎた、、、自分の為す術はなかった、、、果たしてそうだったのか、、、。後ろ髪を引かれるような思いで帰路に着いたが、涙が止まらなかた。自分の不甲斐なさに。

何が正解か分からないが、自分で正解を出すしかない。誰もそこに助けはない。そう思った初日であった。


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