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生後1か月

出産から1か月が経った。
早いような、やっとのような。
簡単に振り返りをしたいと思います。

子どものお世話について

出産後すぐは、産院で一通りオムツの替え方や授乳、沐浴などについて指導を受け、「難しそう」とビビっていた。
また、初めて夜間母子同室したときは、子どもが夜間に泣くと眠くてキツいものの、
泣かないとそれはそれは不安で、とにかく「手探り」だったように思う。
が、退院し、少しずつ家で育児をするようになると、さすがに1日に何度もするオムツ替えは慣れてくる。
もう助産師さんが自分の部屋に様子を見に来ることもないので、いい意味で気が抜けて、気楽だった。
生後1か月だと、子どものお世話は、オムツ替えか授乳か抱っこか沐浴か。
少しずつ、オムツ替えの最中におしっこを飛ばされても被害を最小限にできるコツをつかんだり、
授乳と抱っこどちらを求めているかわかるようになったりしてきた。
日によっては悩みもあったが、子どもの成長も親の成長も早く、1週間も経つと、悩みも心持ちもすっかり移り変わっていった。
子どもは基本可愛い。が、お世話の内容は実に単調。
成長をさみしいと感じる日もあるが、「泣く」「寝る」「ただ起きている」以外の、「笑う」とか、「しゃべる」とか、そういうコミュニケーションももう少し見られたら嬉しいな、と思ったりする。
「おはよう」「オムツ替えるね」と言っても何も伝わらないのは、少しだけ孤独。
そばに夫がいるから助かるところがある。

子どもの可愛い瞬間について


基本的には、立て続けに泣かれるとけっこうこたえるのだけど、やはり可愛いなぁと思う瞬間も度々ある。
忘れないうちに書いておこう。
・げっぷをさせられているときの表情。
・授乳中の、ごきゅっごきゅっっていう音。
・授乳後の満足げな顔。
・気持ちよさそうな沐浴時の表情。
・布団をはがしたときの身体全体の動き。
・眠そうになったときにふと出てくる、新生児微笑。
・泣いているのに、抱き上げると泣き止む瞬間。
ずっと一緒にいるとありがたみが薄れてしまっているけど、いつも癒やしをありがとう。

夫の休みについて


夫は育休的なものを長めにとっているので、
退院後すぐから、料理や掃除や洗濯、沐浴などを一通りこなしてくれて、おかげで私は身体を休めながら育児することができた。
オムツ替えもミルクも上手。
ストレスなく育児を楽しめたのは、夫と同時に「親になる」ことのスタートを切れたからだと思う。感謝感謝。

メンタルや考えることについて


一番自分で意外だったなと思うのは、メンタル面に関すること。
育児に思い悩んで泣いてしまうような「産後うつ」はあまり自覚していないが、
産後すぐ、「子どもを守らなきゃ!」みたいなシチュエーションの夢をよく見た。
1週間もするとおさまったが、その後、夜中の頻回授乳で何度も寝付かないといけないたびに、生命や死についてやたら考えてしまう厨二病みたいなモードに入り、寝入るときの気分がガタガタに。
それも一時期よりはおさまったが、最近も、「どう生きると後悔ないだろうか」「自身の健康を気遣って長生きしよう」と過度に考えてしまう。
丁寧に歯を磨こう。
三食、なるべくバランスよく食べよう。
産後2か月経ったら、適度な運動を心がけよう。
そんなことを常々思う。

育児が単調であることもあって、脳にゆとりが出てきて、思考が止まらなくなっている感じがする。
寒いからすぐには難しいけど、少しずつ外出して地域の子育てイベントに参加して、なるべくほかの人とコミュニティを気づいたり、
子育てや健康に関すること以外にも取り組んだりして、日々を充実させたりしたいなぁと思う。

また、自分に合わない情報をシャットアウトするのも大切かなと思う。
インスタに流れてくる、「知らなきゃ損!」「これ絶対やめて!」みたいな強い論調の子育て情報や、
オーディオブックから流れてくる、人のドロドロを描いたシリアスな小説。
そういうのは何だかメンタルをえぐられる。
上手に情報をコントロールしながら、引き続き育児をしていけたらなと思う1か月でした。

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