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鬱になって珈琲がまた好きになる

鬱になって、今月で半年になります。

何も考えられなかった半年前から気持ちのアップダウンはあったものの、物事について深く考えられるようになってきました。

家庭の話や仕事の話

周りは今は何も考えなくていいって優しい言葉をかけてくれるけど、正直そうもいかないもので、嫌でも考えてしまうし、向き合いたくても向き合えない自分が嫌になってまた沼にハマるこの繰り返し。

そんな中、今の自分は何に動かされているのか。

そう考えた時に、最近の行動の動機となる部分は、ほとんどが珈琲だった気がします。

元々珈琲が好きで、調子がいい時悪い時に関わらず、

珈琲淹れて飲もう
珈琲豆切れてたし買いに行こう
知らない喫茶店で珈琲を飲もう
外で珈琲を淹れてみよう

そんなことばっかりやっていて最近やっぱり珈琲が好きだし、珈琲が生活を彩っていると感じました。

京都北部の京丹後市にあるアウトドアサウナ施設で、月に一回うつ病や休職者などの方を対象に開かれているイベントがあります。
そこで月に一度珈琲を飲んでもらう機会を頂いています。

美味しいと言ってもらえる事が本当に嬉しいと気づけました。

珈琲一杯で人とこんなに話ができることに気づきました。

珈琲が好きだと口に出してから、鬱になる前の自分のままでは絶対に経験できないことが経験できています。

珈琲の力ってすごい。

鬱になっていろんな人に迷惑や心配をかけてきたけど、気づけたことがあったので、少しだけ鬱になってよかったと思えた2月でした。

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