バークレーにあるチョコレート工場ツアー「TCHO」で学んだチョコレートの作られ方
カリフォルニアから日本へのお土産として最近人気が高まっているのが、環境に配慮して作られているTCHOのチョコレート。
ずっと気になっていたこのチョコ、友達から頂き、とっても美味しかったので、工場見学に友達と行くことにしました!
なかなか予約が取れず、やっと今日行くことができました!
今日はバークレーに移転した工場の様子、そして、カカオからチョコレートが製造されるまでの過程などずっと知りたかったことがわかった面白さを共有したいと思います。
1工場見学
屋上のパーキングに車を停め、
エレベータで一階で降り、素敵なロビーを見ながら、
大きな倉庫のような建物の中をオレンジのTCHOのサインを頼りに進んでいきます。
すると、迎えてくれるのが、TCHOのロビー。
まずは、みんな帽子と白衣に着替えます。
荷物はロッカーに入れ、
工場に入る前に全員で手をしっかりと洗い、ツアーのスタートです!
とーってもいい香りがしてきます。
チョコレートがとろーんとパイプから出てきて型に流れ込んでいく様子も見せてもらえました。
2. カカオ豆からチョコレートになるまで
その後は待ちに待ったチョコレートの生産過程!なぜワクワクするかというと、カカオ豆を生産している人たちはチョコレートを口にしたことがない、と学校で学んだとき、とっても悲しい気持ちになったことを思い出すからです。TCHOはそんな一昔前の製造方法ではなく、生産者の生活、現地の自然環境にも配慮しながら作られているとのことで、とっても楽しみでした。
スライドで見せてもらえます。最初はこんなに綺麗なお花なんだそうです!
このように木になったものを一つづつ手作業で取っていきます。
中はこんな感じで、匂いはすでにチョコレート。種子の周りの白い部分はとてもフルーティーな味がするそうです。なんと、Trader Joe'sにこのタネの周りの果肉ジュースが売っているとのこと!今度見てみようと思います。
それから驚いたことは、この種をバナナの葉に挟んで発酵させるとのこと。タネの周りの白い果肉ちゃんと南国の太陽が発酵を進めてくれるとのことです。雨の日も多いので、専用の発酵ルームも作られていったようです。
そこから乾燥させ、Roastさせ、
ローストしたカカオ豆を砕き、カカオニブ(カカオ豆の胚乳部)を取り出し、それをすりつぶし、塊にしたものが下の写真の右側。この塊を段ボールに梱包し、バークレーに送られきます。
3. ワインの様に味わうチョコテースティング
いよいよテースティングです!
TCHOが心掛けていることは、コーヒーやワインのように、原産地の違いがもたらす豊かな風味の違いを感じてもらうこと。
今回試食させていただいたのは、この6種類。
内三種類はカカオと砂糖などの配分は全く同じ。
なのに、
柑橘系のような風味
ラズベリーやチェリーのような風味
大地のどっしりした風味
のように、同じ配分でもカカオ豆の産地によって全く異なる風味があることを楽しませてもらえました。
参加者の一人からの質問に
「一番売れているのはどれですか?」との質問が。
なんと、Tofee timeとHoly Fudgeだそうです!
そのほか、試作品として現在商品開発中のチョコおかきもいただきました!
二種類の大きさを食べ比べ、どちらが美味しいか、どういうシチュエーションで食べたいか、などアンケートに答えてきました。
なんだか、チョコがどんどん生み出されていく躍動感を感じます。
そして、しばらくしたら、今日いただいたチョコおかきも商品化されているかも!
3 終わりにーチョコレートはサラダ!
最後に、TCHOの名言が!
CHOCOLATE COMES FROM COCOA
WHICH IS A TREE.
THAT MAKES IT A PLANT.
THEREFORE, CHOCOLATE IS SALAD.
TCHO FACTORY TOUR
BERKELEY, CALIFORNIA
もう少しカカオの生産者のことや、フェアトレードのこと、TCHO は、「Technology meets CHOcolate」という名前たる所以の技術的なことなど知りたいですが、スタッフさんの明るさ、優しさ、朗らかさも最高ですっかりファンになってしまいました。
お土産に持って帰ったチョコを「サラダ」って、思いながらいただくだけで得られる豊かな気持ち。
ツアーに参加した人は25%引きでTCHOの商品購入できます。
建物の屋上にある駐車場はなぜか無料でした。
ワインの様に原産地のことに思いを馳せながらいただく大人も楽しめるチョコレート工場。Berkeleyお立ち寄りの際は、おすすめです!
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