日本はどうして夏休みに宿題が出るの?
今週の土曜日から、補習校や日本語教室の夏休みが終わる海外在住の方も多いのではないでしょうか?
我が家は日本に一時帰国していたので、幸いにもおばあちゃんやいとこなどの力も借りだいぶ仕上げられたものの、ただいま最後の追い込み中です(笑)
現地校が終わり迎えにいくと、彼女はぼそってこう言いました。
「どうして日本の小学校は夏休みに宿題があるの?
学校が休みの時は、のんびり休むんじゃないの?」
と。
みなさんだったら、どう答えますか?
私は今でも悩んでいます。
アメリカの小学校の夏休みの宿題
娘のアメリカの小学校では夏休みの宿題は出ません。
ちなみに夏休みに限らず、宿題の量や出され方は日本と全然違うと感じています。
というのも、娘の学校では日々の宿題で1年生からあるのは「読書」の宿題だけで、宿題らしい宿題は小学校3年生くらいからじょじょにゆっくりゆっくり導入されていく感じだからです。
4年生になると、
毎日宿題が出るようになりましたが、
金曜日はもちろん出ないですし、
土日はしっかり休んでね!と言われています。
勉強しないで!と。
机にむかっての勉強、体験を通しての勉強、家族との時間、脳をしっかり休ませる時間、どれも子どもの発達、成長、学びにとっては大事と捉えられているからです。
そこで、ふと思い出したのがLearn SuccessのこのPDFです。
勉強と共に大事なのが「遊ぶ時間」「落ち着く時間」「家族時間」の三つだよと、コロナで学校閉鎖の時に、参考になったこと思い出しました。
日本ももちろん、勉強だけに注力しているのではなく、夏休みは色んなイベントや旅行のチャンスがあり、バランスが取りやすい環境だなと感じています。
ただ、毎日毎日日本語のプリントに取り組んで日本語に毎日触れ続けてね、と言われている彼女にとると、それだけでも不思議なのに、突然その量が増える夏休みは、更に不思議が増えるのはとても良くわかる気がします。
まとめ
最初の疑問に戻り、
じゃあ、なぜ日本は夏休みに宿題が出るのか?
今の私が答えられる精一杯は、
日本は机に向かう「勉強」もとても大事に捉えているからじゃないかな。
天然資源が少ない国だから、国が成長していくには、人が価値を生み出していく必要があるから、机上やプリントなどからの学びにも重きを置いているからじゃないかな。
と苦肉の策ながら答えてみました。
と言いながらも、ますますわからなくなっていく自分がいました(笑)
「夏休みは休むためにあるんじゃないの?」との疑問に、
みなさんだったらどう答えられますか?
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