ジョギングすると思い出すある親子の会話〜「しんどい」と歩き始めたらどんな声かける?
ジョギングしていて少し息が上がってくると思い出すことがあります。
それは、バークレーハーフマラソンに向けて友達家族とジョギングに行った時。
歩き始める娘さんに対してそのお父さんの言った言葉です。
歩き始める娘さんに対して、
伝えられたのは、
「もっと頑張りなさい!」
という叱咤激励ではなく、
「疲れたのかい?
身体の声を聞いて休めるのは素晴らしい。
また走れると感じたら戻りなさいね」
という優しい声かけだった。
「もう少し頑張りなさい!」
と、体育会出身の私は言いそうになる所、
そのお父さんの台詞にとっても驚いたこと思い出します。
よく考えてみると、
これって、
サンフランシスコベイエリアの生き方が現れてる一コマだなぁと思うのです。
それは、目標に向けて
自分の身体を酷使して
ただ頑張るのは
ここにいると目指されていないと感じるからです。
むしろ、目標に向けて、
自分の身体や心と対話しながら
これ以上やったら無理だと感じたら休み、
そうやって
- 自分に正直に
- 自分と対話しながら
- 自分の声を大切にしながら
自分の限界を超えて行くことが、
親から子供に、
先生から子供に、
伝えられているように感じています。
ただがむしゃらに目標を達成するのとはまた違った
自分への優しさと挑戦と信頼する力が
大切に育まれているように感じることが多いです。
そして、その娘さんは
参加した4家族の中で誰よりも早くゴールされ、
今では中学の陸上部にも参加し、
走ることを続けています。
自分と対話しながら
周りに流されないで、
目標に向かって進んでいく。
自分を愛する力、
自分への信頼感(自信)って、
ジョギングの何気ない会話からも育てられることを思い出します。
アメリカ子育てから学ばせてもらっている
大好きな点の一つです。
Have a great day!
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