昼食はカロリーメイトで
今日はバタバタしていたので昼食をカロリーメイトで済ませた。
かっこいいのでもう一度。
今日はバタバタしていたので昼食をカロリーメイトで済ませた。
久しぶりに食べたがカロリーメイトは美味しい。説明が難しいが、美味しすぎないのがいい。サクサクとかふわふわとかトロトロとか、一般的に売り文句になる食感のどれにも属さないあのもそもそした食べ口。鋭すぎずいい感じにぼやけた味。そして機能性。これらを兼ね備えた唯一無二の食べ物、それがカロリーメイトなのである。この味は他では味わえない。だからこそたまに強烈に食べたくなるのだ。
あとはやはり「カロリーメイトを食べている」という行為に対してテンションが上がる。SF作品に出てくるような無機質な四角いフォルムは「必要に駆られて栄養分を補給している」というシチュエーションに存分に浸らせてくれる。今日僕は移動の特急列車の中でカロリーメイトを食べたのだが、車両の中で一番忙しい人間に見えたに違いない。駅弁を食ったり昼からビールを飲んだりしている連中を尻目に黙々と栄養補給をするのはとても気分がいい。メタバースのこととかを完全に理解できているタイプの人間になったような気がする。
食べ終わったら空き箱を手で握りつぶす。これもかっこいい。束の間の休息を終えて戦場へと戻る戦士のようだ。映画のラストシーンの趣である。まったく、最後まで浸らせてくれるぜ。
せっかくなので最後にもう一度言っておこう。
今日はバタバタしていたので昼食をカロリーメイトで済ませた。
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