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予算委員会開催を要求/逢坂誠二 #7661

【23年12月23日 その5964『逢坂誠二の徒然日記』 #7661】
夜明け前の函館の気温は氷点下9度まで下がっています。肌に当たるとすぐとけるような細かい雪が降っています。日中は雪時々晴れ、氷点下4度の真冬日です。

1)予算委員会開催を要求
昨日、日帰りで上京し、予算委員会の理事懇談会に出席し、与党側に次のことを要求しています。

*予算員会(集中)の閉会中審査を開催すること
*テーマは政治資金等
*時期は今後、筆頭間で協議するが、遅くとも1月中旬まで
*派閥会長と事務総長らの参考人招致
*予算委集中が開かれない場合、新年度予算審議に応ずるのは難しい

裏金問題について、自民党自らが実態を明らかにして、早急に国民の疑問に答えるべきです。

ところで安倍派事務総長の高木毅衆院議員は、今年5月の派閥パーティー前に、キックバックを中止することを派閥に所属議員の一部に直接伝えていたことが報道されています。

この報道は、ご自身がこの問題を認識し、指示をする立場にあったことの証明とも言えるものです。検察の捜査を待つまでもなく、早く実態解明を行うことが、今の自民党に求められています。

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現在、衆院の予算委員会の委員は50名です。この中から委員長1名、理事9名が選ばれます。

理事は、委員会の役員みたいなものです。理事は、会派の議席数によって按分され、現在、自民5名、立憲2名、維新1名、公明1名です。

理事の中で、与野党、それぞれの代表になる理事を筆頭理事と呼びます。

現在、与党筆頭理事は加藤勝信さん、野党筆頭理事は私です。

予算委員会運営の詳細案は、国対とも連携しながら、私と加藤さんが相談して決めます。筆頭どうしの相談を「筆頭間協議」と呼びます。

筆頭間協議では、予算委員会の日時、テーマ、与野党の質問時間など細かいことも含め協議確認されます。他の委員会も同じですが、委員会を動かすためには、この筆頭間協議が全ての出発点になります。

筆頭間協議で、確認された事項は、理事懇談会に報告され、そこで正式な確認となります。確認されない事項は、引き続き筆頭間協議を行うか、協議打ち切りとなります。

理事懇談会(及び理事会)は、委員長と理事9名で構成されます。会派の議席数が少なく理事の割り当てのない会派も筆頭間の合意があれば、オブザーバーとして会議に出席でき、委員長と筆頭理事の判断で発言もできます。(現在は、7名以上の議席を有する会派がオブザーバー出席できることになっています。)

委員会当日、理事会が開催され、理事懇談会で確認された事項が、正式に決定された後、委員会の開始となります。

分かり難い流れですが、簡単には以下です。

1 筆頭間協議
2 理事懇談会で確認
3 理事会で決定
4 委員会

筆頭間協議は、委員会運営の全般について、必要に応じて頻繁に行われます。

国会の運営は、分かり難いところも多いのですが、またお知らせします。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.12.23===

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