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ダイハツの不正/逢坂誠二 #7660

【23年12月22日 その5963『逢坂誠二の徒然日記』 #7660】
夜明け前の函館、薄雲が広がっています。星は見えません。氷点下6度です。日中も晴れ間の多い天候で、最高気温氷点下2度の真冬日です。

今日は冬至です。私の心中では、季節の分岐点です。

1)ダイハツの不正
自民党の裏金と同時に色々な問題、課題が噴出しています。

辺野古の代執行判決、東電運転禁止命令の解除、パトリオットのアメリカ輸出、診療報酬、東芝の上場廃止、日銀政策決定会合、子どもの視力低下、ライドシェア一部解禁、来年度予算案、子ども3人大学無償化など、色々と言及したいことがありますが、ダイハツの車両認証に関する不正には驚きました。

64車種、エンジン3種に及ぶ174件の不正が、30年以上前から行われていたと言います。

事故の際に自動的に作動するエアバッグを、試験の際にはタイマーで作動させたという、どんでもない不正も含まれています。

燃費や排ガスに関する不正も悪質ですが、エアバッグのように利用者の安全に直接影響を及ぼす不正を行なっていたのは言語同断です。乗り物を製造し販売する企業の資格があるとは思われません。

これらの不正を受けて、ダイハツは全車両の出荷を停止しました。一方、現在、利用されているダイハツ車に関しては、「乗り続けて問題がある事象はなかった。今まで通り安心して乗っていただければ」と社長が発言しましたが、流通している車が多く、不正による安全性への影響を把握した上での発言なのか、疑問が残ります。

ものづくりが、日本の強みと言われますが、近年はものづくり現場での不正が多いと感じています。

日本の歯車の何が狂っているのか、虚心坦懐に点検しなければなりません。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.12.22===

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