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賃金が上がらない/逢坂誠二 #7708

【24年2月8日 その6011『逢坂誠二の徒然日記』 #7708】
夜明け前の都内、まだらに雲が広がっていますが、雨や雪の雰囲気はありません。零度程度で、滑りそうなところもまだあります。日中は晴時々曇、11度になる見込みです。

1)賃金が上がらない
日本の今の課題の一つは、国民のモノを買う力を高めること、これは私がいつも言及している通りです。

ここしばらく我が国では、多額の借金をして予算編成をしました。金融緩和ということで日銀が多額の国債を抱え込み市中に出回るお金を増やしました。株価を釣り上げて、円安も容認してきました。しかしこれらの政策を講じても個人消費は横ばい状態です。

こうした状況を見るにつけ、これまでの政策が誤り、適切ではなかったということです。

個人消費は GDPの6 割近くを占めており、その動向が景気を左右しています。個人の消費が伸びなければ設備投資などの動きも堅調にはならないのです。

一昨日、厚労省が2023年の毎月勤労統計調査の速報値を発表しました。

*1人あたり賃金は物価を考慮した実質で前年比2.5%減(2年連続減少)
*マイナス幅は1.0%減だった22年からさらに大きい
*20年を100とした指数で見ると97.1で、比較可能な1990年以降で最も低い

この要因は明確です。
名目賃金は増えているのですが、それ以上に物価が上がっています。
消費者物価指数の上昇率は3.8%と42年ぶりの高水準なのです。

賃上げだけに頼っていては、国民のモノを買う力は高まらない、これが現実です。

だから私は、教育の無償化をすべきだと提案しているのです。

*教育へのプラス効果
*可処分所得の増加
*少子化対策
*経済の活性化

教育の無償化は、以上のように様々な効果があります。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.2.8===
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