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犯罪心理学者は見た危ない子育て

まずは子育てについて、思い込みをなくすように心がけましょう。
”○○が良いらしい””あそこの家の子は〜している”など
合う合わないは子供それぞれにありますのでメジャーな情報を鵜呑みにしないようにする。

よくある危ない子育ては3パターンに分けられるそうです。

過保護型

子供の特徴:自立心が育たない、共依存に陥る
自己決定が幸せを左右する
自己決定をしてきた子は他人のせいにしない

・小学校高学年からはプライバシーを尊重する

誰のための手助けなのか?
本当に子供のためなのか?
子供が何かつまづいてしまった時に対処するのが嫌だから先に手助けしているのではないか?

・子供の頃に小さな我慢や対処する経験をすること
→欲求不満耐性が高まる

親自身の欲求不満体制も高めなくてはならない(依存しない)

他罰的思考・・(自分以外の)〜が悪い、環境や他者
自罰的思考・・自分の〜が悪い
親は自罰的思考になりやすいが故に子供に干渉してしまう

反省内省
頭ごなしに叱るのではなく、話を受け入れてから一緒に改善策を探す
自分と向き合わせることを意識する
(なぜ、そうしてしまったのか?)

内省とは、「自分の考えや言動、行動について深く省みること」を意味しています。 内省は反省とは似ていますが、自己成長の側面では内省の方が強い意味を持ちます。

Schoo(スクー)社員育成コラムより

そのためには何より話を聞いてあげることが大切

何でも先回りしてやってしまうと、失敗することを経験しないので、刺激のないつまらない人生と感じる。
刺激を求めて薬物に手を出してしまう場合も。

マインドコントロールを無意識にしていないだろうか?
恐怖を与えて教育する
「いうこと聞かないと鬼がくる」等、いちどは言ってしまった事がある方も多いのではないでしょうか。

親のコンプレックスを子供に押し付けない
例えば勉強に期待してプレッシャーを与える
子供は期待に応えようと嘘をつく
・・・過度な期待をしていないか?振り返る

劣等感を受け入れる
長所を伸ばす、否定をしない
自己肯定感を高める

命令口調はNG
※安全と社会規範は例外 きちんと教える

達成動機と失敗回避動機
前者はポジティブで、後者はネガティブ
期待×価値のかけ算でチャレンジをするが、期待が大きすぎると失敗を恐れるあまりに適正なチャレンジをする事ができない。

まずはやってみたい気持ちを応援する

家族でニュースを見て、話し合う時間などがあると良い。
(事件についての意見を述べる等)

甘やかし型

子供の特徴:共感性が乏しくなり、いわゆる空気が読めない
思い通りにいかなかった時の、気持ちの折り合いの付け方がわからない

ゲームの早期購入は良くない
一般的に小学生前〜は早すぎる
仮にゲームを認めたとしても、就寝時間は守るようにする
※ゲームが悪ではない

乳児は抱くことで安心する、落ち着く効果があるため、存分に抱っこしてほしい。抱き癖がつくからというのは誤りである。

子供の将来にとって良いことか?
長期的スパンで考える

お小遣い制度は話し合いと約束が重要
親の気分で変えない方が良い
例えば今日は特別にあげる〜などの行為

一般的に甘やかしてしまうと、自分の気持ちが相手に伝わっているという思い込みをしてしまう(透明性の錯覚)
これを回避するために言葉で伝えるように促す事が大切

今、相手はどういう気持ちか?を考えさせる
それを受けて、自分がどういう気持ちなのかも受け入れる

生きづらさを感じさせないために、多少の空気を読むことは大切というのも伝えたほうが◎

また、子育ては基本一人でするものではないので、夫や祖父母が甘やかしてしまって困る・・・という人も、自分の子育てと合わせて全体としてバランスが取れていれば問題ない。

無関心型

親の特徴:子供の話を聞かない
シングルの親だけでなく、パワーカップルでもなり得る

孤独な子育てにならないようにする
夫婦で話し合う

自己統制力は6歳〜8歳くらいの経験が影響するとされている
最初はできないところから、少しずつできるを増やしていくイメージ

子供にとって、家族はわかってくれる、相談できると感じることが理想である

子供にとって読書体験は大切(大人もそうですが)
気持ちを伝える言葉を覚える
そのため、気持ちが表現されている本を読むのを推奨

短所を伝えて治すのではなく、長所を伸ばす・・話し合いを設ける
否定をしない

承認欲求が満たされない人はSNSなどに依存したり、迷惑行為をして人の木を集めようとする

****************

読了後の感想ですが、子供に対してきちんと向き合う事が大切だなと思いました。
子育てに悩むことはたくさんあると思いますが、気持ちを伝えることを大切だなと感じました。

まだ子供がいませんが、子供ができた時に余裕を持って子育てをしたいですし、今後も子育て関連の本は読んでいこうと思います。


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