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【大食い王】小林尊のためにホットドッグを作った

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ホットドッグが好きだ。
長いソーセージをパンで挟みケチャップやマスタードで味付けをして口の中へ頬張る。
無論、美味しい。

そしてホットドッグといえば「小林尊」である。
小林尊とはTVチャンピオンの大食い選手権で活躍し、アメリカで行われたホットドッグ大食い大会に初出場すると新井和響の12分で「25本」という世界記録を大きく上回る「50本」を食べて優勝した。
この時は開催側もここまで食べるとは思っていなかったので慌てふためく様子が印象深い。
さらに「スポーツ界で最も恐れられている10人」にベーブ・ルースマイケル・ジョーダンと並び選出されているフードファイト界のスーパーレジェンドである。

僕が子どもの頃にはフードファイトの影響が凄く禁止になる学校などもあったが、当時の僕が通っていた小学校でも小林尊は凄い人とされ、いっぱい食べれる人間は凄いという肩書が出来たおかげで給食の時間にどれだけ食べれるかを争ったものだ。

しかし小林尊がホットドッグを食べる姿を見て思っていたことがある。
小林尊の食べ方はパンとソーセージを分けてソーセージを直食い、パンは水にふやかして喉に通すという戦法だ。
小林尊は凄い。しかしそれを見て「美味しくなさそ~」と思っていた。
やはり食事というの大食い、早食いであっても美味しく食べてほしい。
僕もそれは常々思っている。
なので僕は美味しくて食べやすいホットドッグを作ることにした。

美味しくて食べやすいもの。
それは柔らかく喉を通しやすいということを考えて「ホットドッグの煮凝り」を作ることにした。
しかも煮凝りは和食なので日本人である小林尊にはかなり有利なホットドッグになるのではないだろうか。
僕は初めて煮凝りを作る。

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まずはテイクアウトしてきたホットドッグを一口サイズに切って、型の中に並べていきます。

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アヒージョを作る前みたいな状態の中で右下に詰められた指みたいなものがありますがこれもソーセージなのでご安心を

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お湯を沸かし80℃くらいになったら粉寒天を入れ火を弱めて混ぜていきます。
デジタル温度計などがない人もご安心ください。僕も持ってません。
なんとなく80℃だと思ったら寒天を入れてください。季節の変化を感じ取れるならできるはずです。
寒天が溶けて混ざってきたら火を止めて粗熱を取りながら味付けをしていきます。

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ケチャップを入れて

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マスタードを入れて混ぜます。
料理ってこんなんでいいんだっけ?

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失敗です

ごめんなさい。まだ作り終わってないけどもうダメかもしれません。
ある程度混ざってきたら型に流し込みます。

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失敗です

僕はガンジス川でも作っていたのでしょうか。
とりあえず蓋をして冷蔵庫に一時間ほど入れておきます。
これが最後の食事になるのが嫌というかたはピザの宅配でも取っておいてください。

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サヨウナラ

一時間後

YouTubeで製紙工程をみていたらあっという間に時間が経過しました。

冷蔵庫からガンジス川改め煮凝りを取り出します。

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これは直接見ないと分からないんですが結構いけそうな感じがします。
これを一つ一つ切り分けています。



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ホットドッグの煮凝り 完成

見てくれは酷いですが問題は味と食べやすさ。
これが完璧ならばホットドッグ大食いに新たな歴史が生まれるかもしれません。
それでは実食していきます。

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顔から不安が滲み出ています。
そしてお箸の持ち方が酷くてソーリー

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一口でいく

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ダメでした。
これを食べきるには水で流し込むしかありません。
まずは寒天がいらない。うっすいケチャップとマスタードの味が邪魔。ソーセージの味が全くしない。寒天の中にふやけたパンがあって気持ち悪い。食べずらい。普通のホットドッグより量が増えている。

本末転倒です。
結果大失敗でした。何でもかんでも煮凝りにしてはいけません。
それでは最後にこれだけ言わせてください。

うわーん!煮凝りはもうコリゴリだよー!


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色々と味変を試みて完食しました。
一番美味しかったのは生姜醤油。びちゃびちゃに浸して生姜醤油の味だけにしたら食べれます。

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