所有しないことで広がる、サステナブルな生き方。
新しい選択肢として、選ばれているハウスボート
海外では、一般的になってきている「ハウスボート」。
そう!名前の通り、家と船。水上家屋です。
ロンドンでは、ワンルームが17万程度することから、河での暮らしを選択する、新しい世代が増えてきているとのことで、中には弁護士などの高学歴の人も含まれるとのこと。
ソーラーパネルを完備しているので、電気もまかなえ、中古のボートの購入であれば、約半分以下に出来き、大幅に生活費をコストダウンできるというメリットがあります。
安いから選択するのかと思いきや、、、
オランダでは、憧れのボートハウス生活。
ロンドンと打って変わり、オランダでは、ボートハウスの人気が急上昇!
オランダは運河の国として栄ていたことから、このボートハウスもかなり前から日常の一部として認識されており、アムステルダム市議会の記録では、1652年には係留していたとのこと。歴史を感じますね!
ちなみに現在では、約1万世帯がハウスボートとして、住居登録がされています。維持費や税金面はあまり安くはないようなので、ちょっとリッチな人向けの憧れの家として広まっています。
生活に必要な分だけを所有するいう考え方が、全世界に広がり浸透しはじめているようです。
ホテルとしての、ハウスボートも!
ロシアのモスクワ付近にある、ホテルでは、ハウスボートを宿泊施設として提供しているところもあります。
広大な敷地をもつ、ロシアらしく、広々とした作りで拡張も可能とのこと。
ゆくゆくは海外への輸出も考えているとのことなので楽しみです!
さいごに
残念ながら、日本では河川や船の免許に対する法律が厳しく、自由気ままに家を移動させながら暮らすというのは難しそうですが、多くを持つ生活から、必要最低限の「自分の好きなものだけに囲まれて過ごす」、というタイニーハウスを求める人が増えてきたというのは素敵なことだなと思います。
大量生産、大量消費の生活循環から、「必用なものを選択する」という暮らしに変わりはじめたことで、社会課題も多く解決され、SDGsの取り組みも加速しそうですね。
いつか、ボートハウスに住んでみたい!
毎日青春!太田藍
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