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月と八甲田山 24/1/28

今日はツアーガイドに出る前に色々と片付けておきたいことがあったので、いつもよりも余裕をもって家を出ることに。

私の家から奥入瀬渓流ホテルへの通勤路は、八甲田山を正面に望む方角にあります。
なんてステキな通勤路なんだ。

快晴で白く輝く八甲田山が見える日は自然とテンションが上がってしまいます。
なんと、今日はオマケに月も出ているじゃありませんか!
満月直後なので形もほぼまんまるでイイ。

これは写真に収めにゃならんわなと、おもむろに車を路肩に停め、撮影を始めます。


…余裕をもって家を出た意味。笑


いや、余裕をもって出ていなければ、ほんのり朝陽に焼けた八甲田と月のコラボレーションは見れなかったし、見れたとしても時間がなくて泣く泣くスルーして出社していたはず。

やっぱり余裕を持つって大事だなぁ。


冒頭の写真には月を挟むようにして、2つの山の塊が写っています。
どれが八甲田山なんですか?というのがよく聞かれる定番の質問。
どれも八甲田山なんです。が定番の返し。
八甲田連峰とも呼びます。

八甲田山というのはたくさんの山々の総称で、八甲田山と名の付く山頂は実はありません。
それぞれの山頂には大岳や櫛ヶ峰といった名がつけられています。

奥羽山脈の際北端に位置する八甲田山。
その北側に位置している塊が北八甲田です。

冒頭の写真、右側の北八甲田

八甲田ロープウェーが架かっているのがコチラ。
あの白い大斜面を独り占めして滑りたい…。
山頂から裾にかけての植生の変化がわかりやすいですね。

そして、北八甲田から真南の方向に位置する塊が南八甲田です。

冒頭の写真、左側の南八甲田

遠目に見ても、斜面にたくさんのスノーモンスター(樹氷)がいることがわかります。
樹氷の隙間を縫うように滑るのもまた良き…

雪山を見たら、1に綺麗、2に滑りたい、3に滑りたいという思考回路です笑


そんなこんなで、持ったはずの余裕は八甲田山へ飛んでいってしまい、片付けておきたかったことは片付かずにそのまま。

いいんです。悔いはありません…!


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