しっとり潤う蔦の森 24/4/30
今日は朝からしとしと雨。
強すぎず弱すぎずの雨は新緑の森を気兼ねなく楽しむ絶好のお天気です。
雨は降っていたけれど、雨が降る音があまりしなかったような気がする。
雨の森の中で、パタッ…パタパタッ…と、不規則に聞こえてくる雫が葉を叩く音が好きなんですが、展葉して間もない葉にはまだ張りがないので、雫をうまく受け流していたのかな?
またしばらく雨はお預けになりそうなので、次に降る時は森の様子も違うでしょう。
森の中で気付けばいいのに、帰ってきてから、あれ?そういえば…ということがよくあります。
一期一会の気付きを逃さないように気をつけねば…
黄色いポンポンと緑色のフサフサ。
4月28日の記事でブナの花がたくさん咲いていると紹介しましたが、これがブナの花。
ポンポンが雄花でフサフサが雌花。
雌花は受粉して実をつけなければいけないので落ちてきては困るのですが、何者かに食べられてしまい落ちてしまった模様。
雄花は花粉を飛ばし切ればお役御免となるので、早々に落下していきます。
今年は花が多いので落ちている量もスゴい。
どのぐらいかというと…
こうやって遊べるぐらい笑
そこら中ブナの花だらけ!
今年のブナの実の生り具合が今から楽しみです。
ブナの実ってとっても美味しいんです(^^)
たくさん生りますようにっ!
ブナの実を包んでいた殻ももちろんたくさん落ちていて、以前の記事でブナの殻にだけ発生するブナノシロヒナノチャワンタケを紹介しましたが、今日はユニークなやつを発見。
作為的な写真は好きではありませんが、きのこが雨宿りしているようにしか見えなかったので、雨に濡れた苔の上に置いて撮影してみました。
わざとらしいけどとてもカワイイ!
大満足の雨の日さんぽでした(^^)
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