この1週間で雪解けがずいぶん進みました。
マンサクも咲いたし、ミソサザイのさえずりもよく聞こえるようになってきたし、春がもうすぐそこまでやってきています。

ここ最近の私は、雪解けと同時にイキイキしてきた苔の世界にご執心。
奥入瀬渓流には出かけているのに、奥入瀬渓流の写真は撮ってないなと思いまして、今日は近況を簡単にお届けします。

心なしか苔たちも春の柔らかな陽光を心待ちにしているような、そんな風に見えます。
この早春ならではの、残雪の白と苔の緑のコンビネーションが良いのです。
苔の緑が優勢になってくると、早春という言葉が似合うような気がします。

あともう少しすると無数の支流から雪解け水が流入し始め、少しの濁りを伴いながら流れの勢いが増していきます。

透明度の高い、ちょっとおしとやかな印象の奥入瀬渓流とはもう少しでお別れです。

奥入瀬渓流から戻ってきたら、大きな猛禽類がホテルの上空を優雅に旋回していました。
上昇気流をうまく掴み、一切の羽ばたきを行わずに空高く舞い上がっていく姿にはついつい見惚れてしまいます。

この猛禽類は奥入瀬渓流一帯の豊かな自然を象徴する、とてもとても大事な存在です。
自信を持ってお見せできる写真が撮れたらば、改めて紹介したいと思います(^^)