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春を告げる花 【奥入瀬 24/3/16】

奥入瀬渓流の春に先駆けて咲く花、マンサクの花が開花しました。
先ず咲く花でマンサクなんだとか。(諸説あり)

近隣地域の十和田湖や八甲田山では2月下旬に咲いてしまうという驚異的な早さでしたが、奥入瀬渓流は谷底に位置することから他地域に比べて日照時間が短いこともあり、およそ半月程度遅れての開花となりました。

マンサクの花蕾

内側の薄紅が覗く、僅かに綻んだ花蕾。
花が咲くと薄紅の部分が花弁のように見えますが、これは花弁ではなく萼【がく】という部分。

ぴろぴろと四方に伸びる黄色い部分がマンサクの花の花弁なんです。

花弁が伸びきるとこんな感じ

枝いっぱいに花が咲く様子が「豊年満作」を思わせることから…というのも諸説のひとつ。

錦糸卵を彷彿とさせる花ですなぁ。
とは言うものの、マンサクの花を見た時に真っ先に思い浮かぶ物は錦糸卵ではなく、息を吹くとピョー!って伸びるアレ。
分かってくれる人たくさんいるでしょ!?笑

ピョー!笑

あのオモチャ、吹き戻しっていうんですね。
正式な名前が分からなかったので、息を吹くと伸びるで検索しました。
吹き戻しが遥か昔から存在していたなら、マンサクはきっと違う名前だっただろうな笑

このピョー!って感じがたまらなく可愛いので、マンサクの花は咲き始めが一番好きです(^^)


フキノトウもちらほら

雪解けの早い所では春の山菜の代表格が顔を出し始めていました。
どのタイミングが食べ頃かとか、この食い方が美味いとか、食べる事に気を取られがちですが、フキノトウのお花ってちゃんと観察すると、とっても魅力的なのです。

今はまだ蕾の状態なので、咲き始めたらまた改めて紹介したいと思います。

春が来るぞー!(^^)


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