見出し画像

亜麻色の髪の冬芽 【奥入瀬 24/4/11】

タイトルは言わずもがな某楽曲名のパロディ。笑

お友達とのおさんぽ中にふと見つけた紅い冬芽がついている落枝。
イタヤカエデという樹の枝のようです。

ちょっとだけ綻びはじめてた

以前の記事でもブナの冬芽を剥いていたんですが、ついつい剥きたくなっちゃうんですよね笑

生きている樹の冬芽を剥くわけにはいきませんから、折れて落ちてきた枝は大チャンスなのです。

イタヤカエデは葉っぱが開くのと同時に花が咲くので、もしかしたら未熟な花が入ってるかもと思い剥いてみると…

ビンゴ!

ブロッコリーみたいな見た目の未熟なお花が入っていました。
1番下のピロッとしてるのが葉の部分。

この花を春に無事咲かせる為に、何枚もの鱗でがっちり守っていたわけです。


めちゃくちゃ暖かそう

鱗を剥がし切らずに剥いてみるとこんな感じ。
いちばん内側の4枚だけ分厚くなっているのに加えて毛が生えていて、その毛の部分にフォーカスしたのが冒頭の写真でした。


しっかり守られているのがよく分かる

この陽を浴びて輝く色味に見惚れてしまい、写真を撮ったり観察したりでなんだかんだ30分ぐらいは使ってたかな笑

金色というとなんか違うしなぁ、ブロンド?
ブロンドってどういう定義だ?で調べていたら亜麻色にたどり着きました。
亜麻色と言ったらやっぱりあの曲が真っ先に思い浮かび、あ、乙女と冬芽ってイントネーションは違うけど語呂は似てるな…で、今回のタイトルがうまれたというわけです。


あと1週間もすれば、芽吹きが大爆発してあっという間に新緑に包まれます。
一年の中でいちばん忙しく森が変化する季節。
楽しみです(^^)



この記事が参加している募集

アウトドアをたのしむ

みんなでつくる春アルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?