赤毛のアン 空想とゆめ
最近、赤毛のアンを読み返しています。
今は、村岡花子さん訳です。
松本侑子先生訳のものは最近購入しました。
アラカンになって読み返すとまた不思議な発見があります。
マリラの家事の腕前。
当時って、服は仕立てたり自分で作ったりしてたんですよね、すごい!!
家の中をピカピカに磨いたり、お菓子やお料理したり…。
そして、アンが幸せになっていく過程で切っても切り離せない『空想』。
時には失敗の元になる空想ですが、これって大事なことだなって気がつきました。
アンはいつも新しいことがある時に『○○だったら、素敵じゃない?』と、『素敵』にフォーカスした空想をしているのです。
もちろん、試験が近くなったり、ギルバートやマシューが病気の時は不安になりますが…。
まず『素敵』な未来予想図を描けるのってすごい才能だなと気がつきました。
そして、その空想通りにはならなくても、おおむね良い方向に向かうのです。
正しく、優しい方向へ。
天性の前向きさ、頭の良さ、正しい心。
改めてアンが好きになりました。
私が赤毛のアンを買ったのは約20年前の高校生の頃。
クリスマスセットとして、アンシリーズが箱に入って売っていました。
けっこうな値段したけど、あれ買ってもらったのか、自分のお小遣いで買ったものか忘れたのですが…。
なんせ積読っ子だったので、赤毛のアンを1回読んで積んでいました。
結婚して、花嫁道具としてちゃんと持ってきたものの、子供二人できたのでまた積読。
そしてコロナで人生初の緊急事態宣言で、家で休校中の子供の面倒と家族四人の3度の食事、コロナ禍でも感染リスクに怯えながらのスーパーへの買い物、子供が濃厚接触者になったので、バイト休まされる…などなど、かなりストレスたまって体調を崩しました。
体調悪いし、私、何か病気かも…、太り気味だしコロナにかかってしまったら元の体に戻れなくて本も読めないかも…と恐怖を覚え、意識(?)があるうちにシリーズを読んでしまおうと決意しました。
あれから一年たっていますが、やはり家事育児、再開したバイトで忙しくなり、まだアンの友達までしか読めていません。
そして、休校が終わり、バイト再開したら体調が良くなってきたという…。
まぁ、もうアラカンなので、無理はしないと思って生活していますが。
先日、1回目のワクチンを打ちました。
2日目は発熱するかもしれないし、しっかり抗体をつくりたかったので、バイトを休みにしました。
子供たちが学校に行っているあいだ、ゴロゴロして赤毛のアンのDVDを見ながらアンの愛情を読むという贅沢な時間を過ごしました。
ちなみに、発熱はしないけど、腕が上がらない!
シャンプーもできないし、洗濯物も干せない!
3日目には痛みがほぼなくなりました。
また新たな変異株が出てきたみたいだし、早く2回目打ってしまいたい。
私はファイザー です。
今日のニュースで、本州の方でファイザー でも異物混入があったとのこと。
ゴムのフタのゴムだから大丈夫って報道だったけど、心配だよね…。
2回目の翌日もバイトを休みにしています。
もしも発熱しなかったら、おやつ食べながらアンシリーズ読むぞー!!
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