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最近確信したことがある

おはようございますこんにちはこんばんは、柴田です。

いきなり本題なのですが、最近気がついた、というより絶対にそう!と確信したことがあります。

それはですねえ、

私は本を読まないと馬鹿になる


ということです。

ん?なんかおかしいぞ、と思ったのは高校2年生の時でした。

noteで何度か書いているように、私は大失恋を致しました。あれが高校2年のことでした。読んでくれている方、しつこくてごめんなさい(笑)いい思い出なんです(笑)

あの時、自暴自棄になり、意識が朦朧としていた私は気がつけばベンキョウは全くわからない、行事の係に参加しまくる、友達と遊びまくるという生活を送っていました。

自分1人で過ごしたり、なにかを考えることをやめていたように思います。

その年、好きに使える時間があんなにたくさんあったのに、私は1年で本を40冊程度しか読みませんでした。

これは、おそらく人生最低記録です。本の数で競うものではないんですがね。読んだ本の記録をつけ始めた小学4年生以降では1番少なかったですね。これはささやかな自慢ですが、小学生の頃は1年で500冊くらい読んでいました。中学生の時ですら200冊くらい読んでいました。

それと比べると40冊という数はとてつもなく少ないですね。しかもその頃になると、ツイッターを始め、YouTuberにハマり…などなど携帯電話にのめり込み始めていました。

さて、異変に気が付いたのはその年の終わりにあった修学旅行の後のことです。

皆さんも覚えがあると思いますが、修学旅行のあとにある“アレ”といえば、そう、作文ですね。

今まで私は作文で苦労したことはありませんでした。上手い下手は置いておいて、どうやって文を書けばいいかな??と悩むことはほとんどありませんでした。文のつながりとかね。

ところがどっこい!その作文ですよ!

ひどかった、あれは。

時間が経ってもなお残り続ける大自然に圧倒され、感動したという話をしたかったのですが、出来上がった文はまるで小学生の書いたそれです。

私は〇〇をしました。昔からある木や石に今自分が出会っていると思うと、すごいと思いました。〜は美味しいと思いました。〜がずっと残っていてほしいと思いました。〜は本当にすごいと思いました。

こんな感じ、いやもっと悲惨だったような。

あっれれ〜なんでこんなことに??と思っていました。

そして時間は流れ、今年のことです。

予備校に入塾し、2年目の浪人をしている私が実際に校舎に通い始めたのは6月でした。

それからここ3、4ヶ月。私は周りにプンスカと怒ってばかりいました。

お前ーーーーーー!!!そんなにでかい声で喋るな!!!!

お前ーーーーーーーーー!!!!!!女子の顔見てブスとか言ってんじゃねーぞ!!!!!!!

お前ーーーー!!!!騒いでるなら帰れ!!!!

とね。そして私の心は荒んで行きました。先月は何かについての意見などを考えることも面倒、というか、何も浮かばず…。ということがほとんどになってしまいました。

私の脳みそがピンチだ!

と危機感を覚えた私は、YouTubeや漫画の代わりに本を読むことにしました。

漫画は寝る前に1冊、と手軽に読めるし、自分で色々考えなくても済むからという理由で息抜きのように読んでいました。

それを本に変えた次の週くらいからですよ。

まず、夜更かしをやめよう、朝二度寝をしないようにしよう、など、冷静に判断できるようになりました。

それから、あんなにイライラしていたのが嘘のように、最近では心が穏やかです。まるで水の呼吸十一の型『凪』です(よく知らないのに使ってごめんなさい、怒らないで)。

それから、作文などでも言いたいことがたくさん出てくるようになりました。

あと不安というか、もうダメだから頑張るのやめぴ、という気持ちもなくなり、むしろ、分野を1つずつ潰せば大丈夫。とまともな人間の思考をするようになりました。

読書というのはなんと素晴らしいことなのでしょうか。

やはり漫画や動画のように場面が動いてくれて、こちらが受動的な物語と、自分で読んで考えてという能動的な物語では何かが違うんでしょね。

少し前までお小遣いで漫画ばかり買っていましたが、今月、いや10月のことなので先月ですね。先月はブックオフなどで読んだことのない本をえーい!これだあ!と買って読むようになりました。

好きな読書も出来てストレス発散にもなるし、考えもまとまるし、携帯触っちった…という罪悪感(本当はその時間を勉強に回したほうがいいんだけど)もないし、読書万歳ですね。

今は表紙で一目惚れした、瀬尾まいこさんの『春、戻る』という小説を読んでいる途中です。

新しい物語に触れるって最高ですね。みなさんも良い読書の秋を🍂


最後まで読んでくださってありがとうごさいます。またどこかで…。