#2 映画消費。映画鑑賞。映画体験。
現在世界中で爆発的な売り上げを叩き出し、もはや社会現象となりつつあるトム・クルーズの最新作、映画『トップガン マーヴェリック』。この映画は、アメリカ海軍のエリート飛行訓練学校、通称”トップガン”で学ぶ戦闘機パイロットたちを描いた物語であり、1986年若きトム・クルーズがハリウッドにおけるスターの地位を不動のものとした伝説の作品『トップガン』の続編である。
映画公開にあたり、予告が初披露されたのが、まだ私が留学中の2019年。新型コロナウィルスの影響で公開が遅れに遅れ、ついに今年5月27日封切りとなった。
「ストーリー」
はっきり言ってしまうと鑑賞前はそれほど興味があった訳ではなく、「うーーーん、なんか凄そうだけど、はて面白いのかな」とふわふわしながら映画館に一応足を運んでみた。そんな私だったのだが...
映画開始1秒で泣き、終始興奮しっぱなし、ラストで再び号泣。映画はさいっっっこうに良い!こんな記事などさっさと閉じてすぐにでも映画館に行くべきである。けれども観終ったらまた記事を開こう。
「体験」
この映画で特にフォーカスされる点は、トム含め多くの俳優たちが実際に戦闘機に乗っていることだ。米海軍全面協力のもと(すなわち製作費の一部は国費で賄っている)一回飛ばすのに数百万もの費用がかかる重さ30トンもの戦闘機を何度も何機も飛ばしまくっている。彼らは5ヶ月間ASTCと呼ばれる航空訓練を受け、毎日毎日個々のプログラムを調整し、更に飛行中に人体が受けるGフォースへの耐性をつける為、血の滲むようなトレーニングもこなした。CGIは基本的に使わないというトムの強いこだわりが全ての出発点にあった。
ヤバいおじさんだ。そして、最高のおじさんだ。
例えば、トムが乗ってるアメリカ海軍戦闘機「F/A-18 スーパーホーネット」のスピードは「マッハ1.8」 。マッハとは音速の単位であり、音速とは音波が物質中を伝わる電波速度のことをいう。つまり「マッハ1.8」は音の約2倍ものスピードがあるということだ。
例えば私たちが普段使っている飛行機がそんなスピードで飛んだ日にはどうなるだろう?機内でずっと座っているのは本当に疲れる。せいぜいもっと早く到着してほしいものだ。その点、時速約900kmで飛ぶ飛行機に比べ、F/A-18 スーパーホーネットは時速2450kmだから桁違いに飛行時間は短く済むだろう。飛行機なら東京-大阪間1時間15分程度かかるが戦闘機なら30分以内で着く。普通ならゆうに3時間以上かかる北海道-沖縄間も1時間と少しだ。それなら戦闘機の方がいい!と思ったあなたにさっそく悲報である。
スピードが早ければ「Gフォース」の負荷がそれだけ大きくなるということ。今作ある意味最大の見所であるトムの顔がGに歪められるシーンに注目してほしい。
機内でこんな風になってしまうのは私は絶対嫌だ。それならスピードは良いから、もっとWiFiを気軽に使えるようにしてほしい。
さて、この「G」というのは一体何なのか。私は「G」と聞くと、漫画『ドラゴンボール』を思い出す。
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