大泉中

とある離島の出身です。 いわゆる「呼び寄せてしまう体質」らしく、幼い頃からいくつか不思…

大泉中

とある離島の出身です。 いわゆる「呼び寄せてしまう体質」らしく、幼い頃からいくつか不思議な体験をしてきました。 自身の体験談など、なんかいろいろ書いていこうと思いますので、よろしくお願い致します。

最近の記事

またおかしなことが起こり始めている。 覗き。。。?

    • 【怖い話】小さいおじさん

      ※少し過激な内容も含まれており、人によっては気分を害す可能性があるため有料記事にさせて頂きます※ 少し前にネットでもたまに話題に上がっていて、都市伝説のような扱いをされている「小さいおじさん」 語る人によっては、「無害」であったり「目を合わせてはいけない」だったり、逆に「目を逸らしてはいけない」だったり、様々な話が存在してます。 この記事でお話しするのは、私の身近な知り合いの中で唯一小さいおじさんを見たことがあるという、同級生のSの話です。 私がSと知り合ったのは中学

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      • 【不思議な話】鳴き声

        私が当時付き合っていた女性と同棲していた時の話です。 その女性は真面目で、あまり冗談を言ったりするようなタイプでは無かったのですが、新しい枕を買った時からこんなことを言い始めました。 「ベッドで横になってるときに枕の中から、みー、みーって何かが鳴いてるみたいな声が聞こえるんだよね。子猫の鳴き声みたいなんだけど、もっと人間に近い感じの声。」 私も同じ枕を使ってごろごろしていたことはありましたが、そんな鳴き声は一度も聞いたことがなかったので、からかわれているのだと思い信用し

        • 【不思議な話】視線

          私が中学生の時の話です。 私は当時、両親と共に離島に住んでいたのですが、ある時、沖縄で一人暮らしをしている姉から家に電話がありました。 「今部屋で1人なんだけど、なんかさっきから誰かに見られてる感じがするんだよね。嫌な感じではないんだけど、なんとなくそっちに電話した方がいい気がして電話した。」 姉はあまり細かいことは気にしない性格だったので、こんなことで電話してくるなんて珍しいなと思いながらも、少し雑談して電話を切りました。 その直後、再び家の電話が鳴り、今度は母が電

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          【怖い話】郵便物

          私が28歳の頃、通勤を楽にしたいという理由で、当時勤めていた会社の近くに引っ越しを決めたことがあった。 少し都会の方だったのでそれなりに家賃は高かったが、会社から徒歩5分程のアパートに入居することができた。そのアパートは8階建てで、私の新居は5階の513号室だった。 私は休日を丸一日使って引っ越し作業を終わらせ、入居初日は疲労ですぐに眠ってしまった。 翌日、仕事から帰ってきて郵便受けを確認すると、小さな白い封筒が1通入っていた。 その封筒、宛先の記載は確かに私の住所が

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          【後編】病院がトラウマになった話

          いよいよ手術の時を迎え、私は担当医師から改めて手術内容の説明を受けました。 その医師は、本当に少し切ってしこりを取り出すだけの簡単な手術なので心配しないでくださいね的な事を言ったあと、こう続けたのです。 「手術を受けるのは今回が初めてなんですよね?私も今回が初めての執刀なので、初めて同士お互い頑張りましょうね!」 私は愕然としました。まさか初めての手術を担当するのが初心者だなんて。お互い頑張りましょうって、私は何を頑張ればいいんでしょうか。 不安で頭がいっぱいになった

          【後編】病院がトラウマになった話

          【前編】病院がトラウマになった話

          私が20歳になったばかりの頃、喉仏のやや右上にしこりができていることに気付きました。 癌だったらどうしよう・・・と思いながらも、早期発見に越した事は無いよな、と自分を鼓舞して病院へ相談に行きました。 なんかいろいろ診察した結果、「手術で取り出して見てみないと悪性か良性か分からない」とのことで数日後に手術することに。 少し開いてしこりを取り出すだけの簡単な手術とは聞いていたし、今思うと本当にリスクの無い手術だったのでしょうが、当時の私は手術なんてしたことが無かったので、手

          【前編】病院がトラウマになった話

          【怖い話】深夜作業

          私が某レンタルDVD店でアルバイトをしていた時の話です。 そのお店は1階が店舗で2階が事務所と更衣室になっている古い建物で、朝9時から夜12時まで営業していました。 その店ではたまに、閉店後に商品の並びを変更する作業があったのですが、そんなに作業量は多くないので毎回正社員のHさんが一人で残って作業していました。 しかしある時、「一人じゃ怖いから、手伝ってもらえない?」とHさんに頼まれ、私もその深夜作業を手伝うことになりました。

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          【怖い話】深夜作業

          【怖い話】タクシー

          私が20歳の時の話です。 当時私は大学生で、通っている大学の目の前のアパートに住んでいました。 朝昼は大学に通って夜はコンビニでアルバイト。そしてバイトが休みの日は一人で飲みに行くのが習慣でした。 その日も、バイトが休みだったので、お決まりの居酒屋に行って一人で飲んでいました。 夜12時を過ぎた頃、眠くなってきたのでそろそろ帰ろうかと思い、店を出ました。歩いて帰れなくもない距離だったのですが、眠気もあり面倒だったので、走っていたタクシーを止めて後部座席に乗り込みました。

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          【怖い話】呼びにきたもの

          私は中学生の時、両親と三人で離島に住んでいた。その島は人口が少なく、コンビニも無いような田舎だった。 私たち家族が住んでいた家は、一階建ての戸建てで、玄関から入って左側に大部屋があり、右側にはキッチンを挟んで寝室があった。 私の父は、昼間はその大部屋で仕事をしていたのだが、夜になると必ず寝室に来て母と私と一緒に寝た。父が言うには、夜にその大部屋で寝ようとすると、天井から物音がしたり視線を感じたりして寝付けないらしい。 ある時学校で、友達のKとTとYにそのことを話すと、K

          【怖い話】呼びにきたもの

          【怖い話】ハタパギ

          私の祖父は、とある小さな島の出身です。 その島は昔から霊や妖怪の話が多く存在し、某有名霊能力者が来島した際には、飛行機から降りてすぐに「この島には居られない」と言い、空港から出ることなくそのまま次の便で帰ってしまったそうです。 今からお話しするのは、そんな島に昔から住んでいる祖父から聞いた体験談です。

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          【怖い話】ハタパギ