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2024年4月27日の乾杯

新しい乾杯、4月下旬、春真っ盛り。連休前のひととき、寒暖の入り混じる季節の中で、様々な舞台のことを今夜も語り合います。

👨演劇のおじさんと
👩おねえさんです。よろしくお願いいたします。
👨よろしくお願いします。今日はちょっと肌寒かったですね。
👩うん、羽織るものがいりますね。
👨今日は東京都写真美術館に今年度初めて行ったのですけれど、ちょっと寒くて。油断して上に羽織る物を薄っぺらなものしか持って行かなかったので。
👩あらあら。
👨その東京都写真美術館では今『TOPコレクション時間旅行 千二百箇月の過去とかんずる方角から』という展示会をやっているのですよ。

東京都写真美術館 3F

👧はい。
👨それは美術館の収蔵展でもあるのだけれど、100年前の1924年、大正末期から今に至る世界のありようというか、そこからの時間の感覚を描く展示会でもあって。昔グラフ雑誌といわれるものがあって、アサヒグラフとか毎日グラフとかね、あとアメリカだとLIFEとか。それらが刻んだ時代だったり、当時最先端のポスターなどの商業デザインが展示されていたりもして。写真って不思議でそこに閉じ込められているのはその時代の今の風景だったりもするわけじゃないですが。そもそも美術館は元エビスビール工場の敷地でね、その工場の黎明期からの写真なども展示されていて。最後のほうに、宮沢賢治の『心象スケッチ 春と修羅』の序文が壁面に映し出されているのだけれど、その文章を追いかけると、その文章から訪れる感覚というか自分がいまあることの浮遊感というか世界の立体感に捉われたりしている。時代とそこから見える未来とそれが過去になった姿がひとつのものとして重なるみたいな。それはなにか演劇的でもあってね、とても興味深くもあったり。
👩うんうん。
👨あそこって時々コレクションを中心にした企画物をやるのだけれどね、それがみんなすごくおもしろいの。
👩そうなんだ。
👨まあ、カメラが一般的に世界の姿を切り取るようになってから100年くらいらしいのだけれど、ほら、映像ってそのままあるがごとくに残るじゃないですか。
👩はい。
👨1930年といわれても、そこにはその時間でのその風景が今の場所に重なって存在するわけで。その感覚ってどこか演劇に近いものもあって。
👧なるほど。
👨おねえさんもお時間がありましたら、ぜひ一度足を運んでみてください、 東京都写真美術館。
👩はい。
👨ところで、前回のおじおねは歌舞伎を観に行く前だったのですが。その歌舞伎、よかったですよね。
👩よかったですね。最近調子がよいといいますか、こういう言い方もあれですけれど、良い演目が多い気がしますね。
👨うん、当たり、当たりといっては失礼なのだけれど、なにかこちらがぐぐっと引き込まれるような演目にめぐまれているよね。
👧うんうん、そうですね。
👨まあ、仁左衛門・玉三郎のご両人は観るたびに一期一会のような感じもするし。
👩うん、今見ておかないとですね。
👨そう。なんか本当に凛と美しい玉三郎様もああいうちょっと蓮っ葉な悪をやる玉三郎様も両方観ることができたからね、この1年で。
👧いいものを観ましたね。
👨歌舞伎はやっぱりやめられないかなという気がしますけれどね。
👩うふふふ。
👨日本人だものね。
👩そうですね。
👨ところで、このあいだ、ほら、RAFTってあるじゃないですか。東中野からも中野坂上からも遠いところ。
👩はいはい、ありますね。
👨あそこで坂井水産という団体、団体というか坂井さんがやられているユニットのリーディング公演がありましてね。で、「日本のラジオ」の屋代さん、その屋代さんの作品を手練れの俳優を集めてやるという企画がありまして、これがもう滅茶滅茶面白かった。

RAFT


👩屋代さんというだけでね、屋代さんがらみなら面白いことをしてくださるという安心感と信頼がある。
👨今回について屋代さんは自分が何をするというわけではなくて、自分もビールを差し入れたり観客として観ていたみたいな部分もあったのだけれど。やり方としては、戯曲だけ前もって渡しておいて、でも稽古とか打合せを事前にしてはダメというルールも決められていて、時間になると俳優の方がわらわらって会場に入ってきて、打合せ時間3分が与えられて即本番みたいな感じなのですけれど。その打合せもさ、事前に自由に使ってくださいって箱馬が舞台の奥に積んであるのよ。それをどうするかでちょっと揉めて時間終了みたいな。
👩ふふ
👨俳優さんの中には「ほら、箱馬をどうするかでおわってしまったじゃないのよ」って切れてしまう人もいて。
👩あはははは
👨まぁ、切れるよね。でもさ、そういう状況に置かれると俳優の方々それぞれの地力というのが出るよね。
👩うんうん!出ますね。そういうのがまた面白いですよね、対応する力!
👨そう。みなさん大騒ぎしながら楽しまれていましたけれどね。
👩楽しそう(笑)
👨そもそも俳優たちが濃いというか個性派ぞろいでね。2日間4公演の設定で一つの作品が二日間2公演、その他1公演ずつだったのだけれど。それぞれが1時間とか1時間半くらいだったのですね。
👩なるほど。
👨坂井さんって面識はないのだけれど、私は彼をあちこちで何度も観ていてそのたびにいい役者だなぁと思っていて。
👩ググるからちょっと待っていて。
👨うん。
👩あれぇ、出てこない。
👨サカイスイサンで出てこない?漢字だと坂道の「坂」に井戸の「井」だよ。
👩ほらぁ、ちゃんと言ってくれないと!私、お酒の「酒」で調べてたよ!出てきた…「この作家狂暴につき」…うん、そのイメージはあります。
👨はい(笑)でさぁ、チラシみたいなものもいい感じでしょ?
👩うん。あらぁ、土佐まりなさん御出演じゃないですか。
👨土佐さんとかご存知ですか?
👩存じ上げておりますとも。
👨それはそれは。
👩あと、坂井さんも。いいですね。興味を惹かれるかたがたくさん。あと、村山さんも。へぇ。あぁ、楢原さん!良いですね。凄いですね。
👨あと、若い人とベテランの方のバランスも良くてね。この間牡丹茶房に入られた池島さんとか比較的若い俳優もいらっしゃって。
👩というか坂井水産って坂井さんか!どなたかと思ったら。
👨坂井さんもご存じなのですね。
👩はい、存じ上げております。
👨私は観ることが出来なかったのですけれど、というか2日間あって、私が観たのは初日だったのですけれど、2日通してで笹野鈴々音さんとか、あと2日目だけたすいち主宰の目崎さんとか肋骨蜜柑同好会のフジタタイセイさんが御出演だったりとか。
👩いいなぁぁ。あの serial numberにご出演だった笹野さん。あのーーー、『アンネの日』に出ていらした。生理用品の話でしたけれど。あの時の演技って今だに覚えているし、好きですねぇ。
👩直近ではコンプソンズなどにもご出演だったのだけれど、あの方ってとてもインパクトの強いお芝居をされますよね。
👨で、会場がRAFTなので。あそこに20名以上の人が入るので、舞台がびっくりするほど近いんですよ。
👩元々小さいしね、あそこは。
👨で、打合せをしていない分、俳優たちが互いに自分の色でお芝居を作ろうとする部分があるから。屋代さんが自分で書いて演出している舞台には当然に圧倒的な研がれ方があるのだけれど、でも、この舞台はある意味その真逆だから、しかもこの作家狂暴につきであっても戯曲のクオリティはきちんと研がれたものだから、その分けっこう素敵に新たに舞台の凸凹が際立つんですよ。
👩うん。
👨みんな自分の色を隠そうとしないし、そうはいっても手練れの俳優たちだから、互いをしっかりと見ながら場を作っていこうとする部分もあって、そうすると舞台に逡巡が生まれたり、逆にバイアスの掛かった突っ込み方があったりもして。
👩うんうん。
👨そうすると、なんというか、日本のラジオでは想像のできなかったようなビビッドさやゴツゴツ感があってね。そこに屋代戯曲の新しい表情を観たような気もして。もちろん彼らもしっかりと座組をして稽古を重ねていけばまた別な完成度で研がれていくのだろうけれど、そうやって緻密に研がれないものの素晴らしさってあるじゃないですか、時には。
👩そうですね。あの、なんていうのかなぁ、偶然ともいうし、奇跡的なのが降ってきたりもする。ない時もあるけれど、何千回、何万回に一回のことが今、起こったのだ!というような瞬間があったりするから。
👨演劇はね。
👩うん、そう、そういうのが企画のときにも降ってくることがあるから。それはただの偶然ではなくて、俳優さんたちがそれまでに研磨してきた自分たちの武器とか、そういうものが、こう…相互作用というか互いに影響しあって生まれるものだと思うし。その、作品一つを作るための稽古というものはやってなくても、人生が稽古中ではあるわけだから。だから、面白いのよ。
👨あぁ、なるほど。
👩鍛錬があるからこそのというのはあるよね。
👨加えてまた今回は、ある意味異種格闘技みたいなところもあるんだよね。
👩面白い。歩んできたものとか土壌が違うから、それはそうかもしれないね。
👨あと、企画として謎な部分もいくつかあってね。たとえばなんで終演後の投げ銭制なのかなぁとも思ったりして。あれだったら観る方からしっかりと採算が担保できるお金をとっても良いのになぁというくらいのクオリティだったし。あとね、坂井水産だからということらしいのだけれど、終わるとお客さんのじゃんけん大会があるのよ。で、勝った人はなまりぶしがもらえるの。
👩へぇ、めちゃくちゃいいじゃないですか。
👨うん、めちゃくちゃ良いのだけれでも、なんか謎といえば謎でね、なんでなまりぶしなのという。まあ、坂井さんのご実家が水産関係というのはあとでnoteだったかXだったかを読んで知ったのだけれど。その関係でご実家からの差し入れだったりもするのかなぁとは思ったのだけれど。
👩そういうので配るのはなんかしらの関係があるからだよね。
👨ただ、なまりぶしと屋代さんの世界ってちょっとだけずれているようなイメージもあったので。
👩そう?そんなことはないよー。そんなに狭くはないよ。懐、もっとでっかいと思いますよ!私は。なんというか…包み込む!
👨まあ、そう言われるとそうだね、失礼しました。
👩ここからは想像、想像というか傍から見ていてのイメージなのだけれど、その、たとえ自分と考え方が違ったりするものであったとしても、それを許せないとかそういうこと以外であれば、そのまま呑み込むような度量のでかさが屋代さんにはあるように感じています。
👨あぁ、屋代さんの世界がということね。
👩そうそう。受け入れるというのではなく、結局は受け入れているのかもしれないけれど、イメージで、たとえば、たとえばよ、自分が好きではない世界があったとしても、それをそのまま理解したとか好きになったとかではなくて、そのままをしっかりと呑み込んでしまう度量のでかさ。
👨あぁ。
👩許せなくてもというのとはまたちょっと違うけれど。
👨うん。
👩それは、違うんじゃないかなぁって思うのだけれど。勝手なイメージですけどね。
👨なんかさ、私はね、「なまり節」の色ってあるじゃない、「なまり節~」って言った時にほわんと広がっていくような。それとそれまでに舞台で目の当たりにした屋代さんの肉汁いっぱいの世界の違和感が面白くて。それもあって一層凄いものを観たなって思ったりもして。
👩うんうんうん。というか…私たちって屋代さんの話を大変多くしていますよね。
👨うん、してるねぇ。
👩私たち、屋代さんが好きなのだろうね。
👨うふふふ。
👩というか、私は好きです!
👨というか今回ね,ああいう感じで作品が演じられるのを観て屋代作品の間口の広さみたいなものを凄く感じたのね。
👩広かろう、間口広かろう。やっぱりでかいのよ。でっかい海みたいな。それはきっと。
👨あと、こんなことを言ってしまうと屋代さんに怒られてしまうかもしれないけれど、その同じ戯曲でも「日本のラジオ」で演じられている時には今一つ理解できない部分があってね、
👩そんなの、全部理解ができたなんて言ったらそれは逆に傲慢よ。全部なんてわからない。わからないのも含めていいのよ。わかったつもりでもわかってないのよ。自分なりの理解だったりもするし。
👨わかってないこともあるし、これはどう理解すればよいのかなぁって自分で迷ってしまうこともあるじゃないですか。観ている時もそうだし観終わった後などにも。
👩それでいいとは思うけれどなー、私は。
👨でね、今回その戯曲のかつての上演を思い出して、さらにはその時観たものから、「あれ、解けた」とおもうような部分もあってね。
👩それはまた!
👨なんか、あぁそうなんだって、今回の舞台を観て得心をしてしまったような部分がいくつかあったので。それは屋代さんの世界の、昔のおばけ煙突ではないけれど、別の角度からの立ち位置を与えれて;p;見えてくるものなのかなぁとも思ってね。
👩それは良い経験ですよね。屋代さんの舞台を観たくなってきたー!
👨屋代さん、当然にまたなにかやるでしょうしね。まあ、「日本のラジオ」として公演をするのかほかの団体に脚本を提供するのかはわからないけれど。なにかはやるよ。
👩うんうん。
👨それにしてもねぇ。ほら、RAFTから駅までの帰り道ってちょっと長いじゃないですか。中野坂上にもどるにしても、東中野に戻るにしても。その帰り道、いろんなことを考えたり反芻しながらほくほくしていたものね。これからはちゃんとアンテナを張っておいて、坂井水産、また観に行きますよ。是非に。
👩はい、
👨わからないけれど、きっといろんなパターンでの公演をするのだろうし、たとえばいろんな作家で同じことをやっても絶対面白いと思う。
👩うん。
👨ところで、ちょっと別の話なのだけれど、久しぶりに新宿眼科画廊でお芝居を観ましてね。
👩ほう。

新宿眼科画廊

👨「奇怪月蝕キヲテラエ」という団体なのですけれどね。比較的若い俳優が御出演なのですよ。みんなまだ30歳前なのではないかな。『アイドルはAT車に限る』というタイトルで。俳優の方も殆どはじめて拝見する方て。前に王子小劇場で拝見したことのある俳優がひとりいらっしゃったけれど。でもね、流れてきた評判に誘われて観に行ったのだけれど凄く良く出来ているお芝居で、丸めてしまうと昔スーパーアイドルだった女性が卒業して、時間はたっているのだけれど、当然に普通の女の子には戻れないというかやっぱり推しの存在などもあって。その中で田舎の自動車教習所の免許合宿に来るという話なのだけれど。そこにはご当地アイドルの女性二人が学校のPV撮影ということで合宿に来ていて、教習所の教官もスーパーアイドルをコアに推していたりもして、その中で、それぞれの立ち位置とか想いが次第に表われて変化していくという物語なのだけれど。
👩うんうん。
👨いうても自動車学校で、その教程の歩みとともに膨らんでいくという想いの描きが凄く上手くてね、俳優たちにもその歩みを裏打ちできる力があるの。
👩その、物語の運び方が上手ということ?
👨戯曲もしたたかなのだけれど、そのしたたかさを生かすお芝居ができる俳優たちだなぁとも思って。クライマックスは高速教習のシーンなのだけれど、その中に生まれる緊張感もすごしたたかで。
👩高速教習のなかでの緊張感といわれてもよくわからんねぇ。どういうこと?
👨元スーパーアイドルとご当地アイドル、そしてそのスーパーアイドルの推しである教官の想いが逃げ場のない高速道路上の車内に閉じ込められてね、そこまでに描いてきたものがお互いの存在に更に溢れだすというか。
👩それは面白い設定だねぇ、状況はわかった。でも、そこでなにが起こったかはまったくわからないけれど。
👨すみませんねぇ、説明べたで。
👩いや、おじさんのせいではないよ!
👨まぁ、会場が新宿眼科画廊だったしね、両面客席でもあり、なかなか閉塞感も作れていてシーンとしての見応えもあったしね。作家の三浦仁さんの作品も、さっきも言った通り俳優の方もほとんど初見だったのだけれど、良き戯曲によき演技が重なるとあんなふうに没入感のある作品が生まれるのだなぁって思った。たまたま時間が空いたので観たような感じではあったのだけれど、終演後は観て本当によかったなぁって。
👩正直なんかふわっとしている部分もあるのだけれど…基本的に舞台は観ないとわからないのだからよいか!👨でも、坂井水産の方の雰囲気は伝わったでしょ。
👩うん、それは伝わった。
👨出演者の名前を聞いただけでもなんかイメージできるものはあったでしょ?
👩色が強い人が多いから(笑)
👨あと、もうひとつ、これは先週末にみたのだけれど、『あみあげミトン』という団体が立ち上がったのですよ。

青山展示室246

👩旗揚げだったの?
👨うん、第一回公演だったみたいなのですけれど。しあわせ学級崩壊という団体に林揚羽さんという俳優がいらっしゃったじゃないですか。
👩はいはい。
👨彼女が立ち上げた団体で。場所は私も初めて行ったのだけれど「青山展示室246」というところで。それなりに広めの、多分大き目の美術の個展などをやっても良い場所んで。
👩うん。
👨で、その中のレイアウトを変えて観客に移動させつつ3方向4編の舞台を上演していくのね。
👩なるほど
👨でさ、びっくりしたのが、そのレイアウトの変更の仕方や観客の移動のさせ方がとてもスムーズでおしゃれでね。元々桟敷とか椅子席とか立ち見とか分けて予約をしているのですよ。で、入場の時にそれに合わせて違う色のリボンを渡されるのね。で、最初の2作はは会場の長辺を舞台にしてのお芝居で来場順に好きなところに座ってみるのだけれど、その後リボンの色ごとに呼ばれて部屋の隅に誘導されて、全員がその色ごとに片隅に寄せられた段階で、スタッフがちゃっちゃと椅子のレイアウトを変えて、色ごとに観客を読んでそれぞれが申し込んんだ席に座らせるの。その手際がびっくりするほどよくて。あれは頭がいいなぁと思って。
👩確かに。わかりやすいね。
👨で、それぞれの戯曲も、ひとつずつの物語に過去と現在があっていい感じのボリューム感もあるし、おもしろいのね。一つずつの物語の舞台はバーだったり、旅館だったり、動物園だったり、オフィスだったりするのだけれど。
👩はい。
👨そうやって手を変え品を変え感があって観ていて飽きないし。また最初の二人芝居は俳優のひとりが日替わりで、これまでお芝居をしたことがなかったけど演劇に興味を持った方とか、なんらかの事情で芝居から遠ざかっていた方がご出演になられていて。いろんなバリエーションが重なっていく感じがあってあれはやっぱり作家が出来る方なのだろうなぁとも思って。阿南改さんという方だったのですけれど。
👩なるほど。
👨ああいうやり方の公演もありだと思ったし、新しい作家を知ることができるのも嬉しいとおもったし思ったしあみあげミトンはまた公演があれば続けて観たいなぁと思った。
👩うんうん。
👨ところでおねえさんはなにかご覧になったものってあります?
👩いやぁ、私は舞台を全然みることができていないですね。観ようかなぁと思った舞台はあったのですけれどね。「ひげ大夫」とかを観ようかなぁとは思っていたのですが…だから私は最近映画を観ていました。
👨どんな映画をご覧になったのですか?
👩最近は名探偵コナンを観ました。うふふふ。『100万ドルの五稜星』、面白かったですよ。今回のコナンはファン向けですけれどね。
👨あぁ、でもそれってある意味時流の最先端じゃないですか。
👩私にとってコナンは気楽に観ることが出来ていい。難しいことがなくていいといいうことでいっぱいみているのだけれど。
👨昔からコナンさんはお好きだったのですか。
👩好きですね。普通に観ています。
👨あと今回がファン向けというのも気になるのですけれど。
👩いろいろと昔のアニメとかを観ていないと、というか、説明がない。説明がなく昔のアニメに出ていた人とか設定とか過去のことが出てくるので、あらかじめ予習をしておかないと、というのはあって。ネタバレはしませんけれど、一番最後のシーンは本当にびっくりしました。まじか!!!と思いました。私に言えることは以上です。あとは劇場で観てください(笑)
👨でも今コナンの人気ってすごいのね。私もたまたま知り合いのおじさんにコナンを勧められて時間が空いたので劇場に観に行ったのですよ。そうしたら満員で入れなくて。まあ、休日の昼だったこともあるのだろうけれど、最終回しか空席がなくて。
👩大人気で私はすごく嬉しいですね。2回目も是非観てください。まだの方も、是非観てください!
👨はい。さてと、今後のお勧めを少ししましょうか。
👩はい。
👨まず、今年もせんがわ劇場の演劇コンクールがあるのですよ。去年は「終のすみか」なんかも観ていて。毎年良い団体をしっかりと輩出しているので今年も観にいきたいなぁと。
👩なるほど。
👨あとね、「艶∞ナイトポリス」というのがあってね、「艶∞ポリス」という団体はご存知ですか?
👩なんとなく聞いたことあります!
👨その「艶∞ポリス」が最近街中のお店とかを会場にして演劇をしていてね。前回は美容室だったのだけれど、今回は大衆酒場みたいなところで公演をするとのことで、こちらも楽しみで。
👩ほぁー、おもしろそう。
👨そのふたつを今回のお勧めにしたいと思います・
👩はい。
👨では、今回もそろそろ終わりにしましょうか。
👩そうですね。
👨それでは、演劇のおじさんと
👩おねえさんでした。
👨また、次回。

RAFT

ご参考)
・TOPコレクション時間旅行
千二百箇月の過去とかんずる方向から
2024年4月4日~7月7日
@東京都写真美術館3F展示室

・坂井水産稽古初日vol.5
日本のラジオ屋代秀樹特集
~この作家凶暴につき~@RAFTかか
―DAY1 4月17日
『ラクエンノミチ』
出演:朝倉洋介、用松亮、日下部そう、小山貴司
手塚祐介、木村梨恵子、久保瑠衣香、笹野鈴々音、家田三成
『カケコミウッタエ』

出演:野木怜那、坂井宏充、赤澤涼太、アンディ山本
平田幸太郎、久保瑠衣香、池島はる香、土佐まりな
家田三成、木村梨恵子、日下部そう
―DAY2 4月18日
『カナリア』
吉岡そんれい、池島はる香、豊田可奈子、野木怜那
村山斬、杏奈、用松亮、朝倉洋介
『ラクエンノミチ』
フジタタイセイ、目崎剛、楢原拓、澤原剛生
西本泰輔、笹野鈴々音、土佐まりな、杏奈
坂井宏充

・怪奇月食キヲテラエdevice04
『アイドルはAT車に限る』
2024年4月12日~14日@新宿眼科画廊地下
脚本・演出:三浦仁
出演;藤真廉、木山りお、
荒井ミサ(演劇企画ヱウレーカ/劇団GAIA_crew)、上岡実来、
志水もえの、高山五月、萩原華音(まぼろしのくに)、
平安咲貴(route.©️)、蟲乃夏

・あみあげミトン
2024年4月20日~21日@青山展示室246
企画:林揚羽
脚本:阿南改
『FIRST』
出演:林揚羽
4月 20日(土)13:00- 羽尻結衣/16:00- 押野利一/19:00- 野兎十三
4月 21日(日)11:00- 宮崎明音/14:00- 中川沙瑛/17:00- 近藤勇人
『FAINT』
出演:ショーグン、保坂聖弥
『FOXY』
出演:常岡あさえ、林揚羽
『FOOLISH』
出演:まこ、林揚羽

・『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
2024年4月12日公開 日本映画 配給:東宝
監督:永岡智佳
キャスト:
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、堀川りょう、大泉洋、他

(今後のおすすめ)
・せんがわ演劇コンクール
本選開催日:2024年5月18日~19日@せんがわ劇場
―5月18日
喜劇のヒロイン(愛知県・東京都)
屋根裏ハイツ(東京都・神奈川県・宮城県)
バストリオ(東京都)
―5月19日
佐々木すーじん(東京都)
ポケット企画(北海道)

・艶∞ナイトポリス『見上げたらメンチカツ』
2024年5月17日、18日、20日、22日、23日、28日、30日
@呑処 食堂ミアゲテゴラン
脚本・演出:今林久弥、アサヌマ理沙、尾形存恆、
岸本鮎佳、篠原あさみ

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