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「わいせつ」裁判で学ぶ、男女で異なる考え方(強制わいせつ、強制わいせつ未遂、邸宅侵入) 傍聴小景 #11

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さて、
男性が育児・家事に理解を示し、今まで女性に任せがちであったことを共に行っていくという流れとなり十数年。
その他、女性への理解が深まろうという中でありますが、
この「強制わいせつ」という罪状を聞くと、まだまだ女性の苦悩というのは根本的に理解できていないなと思うことがあります。


はじめに

罪名:
・強制わいせつ
・強制わいせつ未遂
・邸宅侵入
被告人:30代の男性
傍聴席:平均8人

これは正直に書きますが、男性がこの罪状を聞くと、
「な~に、やってんだか」くらいの思いの人って多いと思います。
僕もその意識がないと言えば嘘になります。

ただ女性の場合の嫌悪感であったり、するどい眼光というのはほぼ全ての女性に共通するのではないでしょうか。


事件の概要(起訴状の要約):

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