3月5日㈫

・農業専門転職サイトに登録する。



・ホテルの部屋に人間がいた痕跡を消す仕事。
 いつもは1日12部屋だが、今日は6部屋。

 その代わり、他の人の担当部屋とかもまわってカーテン交換と換気口掃除とエアコンフィルター交換をする業務を任される。

 Tさん(昭和のお母さんって感じのビジュアルな熟女で、めちゃくちゃ優しい。何かとめちゃくちゃ褒めてくれて、何かとめちゃくちゃ謝ってくれる。基本明るく振る舞っているが、よく見ると常に何かに怯えてた目をなさってて、たまにものすごく疲れた顔になっているときもある。去年の秋ごろから疲れた顔の日が増えていて心配。とにかく、めちゃくちゃ良い人。)とYさん(金髪ショートカット熟女。この職場は全然飲み会が行われないので僕が入ってからの1年半で2回しか飲み会が行われていないが、その1回目のときに娘の結婚式の模様の動画を見せてくれた。おそらく本人に嫌味とか皮肉の意図はないのだが、「誰だろうねこういうことする人、困るよね〜」って陰口を言ってきたときの犯人はたいがい僕。)、と3人でその作業を行う。
 思いの外あっさり終わって、かなり時間が余る。
 時間が余るなんてこの仕事ではかなり珍しい。ラッキー。

 今日は美人同僚のHさんと担当フロアが同じだったが、僕がいろんな階に行っていろんな交換作業をしていたのでほぼHさんと接する機会がなかった。アンラッキー。



・先輩とやっている毎週新作落語を作るPodcast、コラボ回が今月7本配信される関係で、今日も落語の台本を書いて録音して先輩に送る。



・人妻の家に行ってその家の子供に知恵を授ける仕事。
 高2女子、マシンガントークで息継ぎもなしでずっと喋ってくるので、さりげなく勉強に戻すタイミングを掴みそこねてしまい、90分の授業時間中80分くらいお喋りの時間になってしまった。
 相手に入ってこさせる隙すら与えないので、たぶんR-指定よりもラップバトルが強い。



・伊集院光さんの深夜の馬鹿力に、伝説のハガキ職人ツチヤタカユキさんがネタを送って読まれていた。
 もちろんあのツチヤタカユキさんの本物かどうかわからないけど、ネタの面白さのキレが抜群で、仮に偽者だったとしてもものすごく面白い偽者が存在しているってことになる。
 
 ツチヤタカユキさんは「笑いのカイブツ」という私小説を書いていて、僕はこの小説を読んで人生観変わるくらい打ちのめされて、今後の人生で最低でも100回は読み返して脳に全文字を彫り刻みたい。


 でもさらにエグいのは、ツチヤタカユキさんのめちゃくちゃ面白いネタが決して浮くわけでないくらい他の投稿者の方々のネタもめちゃくちゃ面白くて、馬鹿力のネタコーナーのレベルの異次元さを改めて実感する。

 そんなどうかしてるネタコーナーを後半に控えている状態で、前半でフリートークする伊集院さんの凄さ、相当自分の話術に自信ないと無理だし、実際に前半の1人語りでめちゃくちゃ面白いトークして、後半の全国の猛者達が束になって面白いネタを送ってきているのを1人で迎えうって渡り合っていることが、それを毎週やっているということが、もう凄まじすぎる。大好き。


 今週たまたま僕もネタを読んでもらえたが、ネタ読まれた!俺って天才!とは絶対ならない、超うぬぼれ屋のこの僕がうぬぼれる暇がないほどに、超絶面白い人達がうじゃうじゃ集まっているラジオだから、ほんととんでもないな、馬鹿力を毎週聴ける世界に生まれてきて本当に良かった。

もしお金が余っていましたら、ください。