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Bohemian Rhapsody / Queen (1975)

Boh

emian RhapsodyはQueenの楽曲でシングル、アルバム『A Night at the Opera』に収録されている。

Bohemian Rhapsody

Queenの代表曲にして様々な逸話のある1曲

この曲を語るには枚挙にいとまがないですが、例えば次のような話を聞きます。

  • 展開が不思議

  • カラオケだと難しい

  • PVが面白い

  • コーラスの重ねどりがすごい

  • 歌詞はフレディの境遇を示唆している?

  • ライブで全演奏はほとんどない

などなど、いろいろ聞きますがやはり同名の映画が大ヒットしていることもあり、この曲の注目度やインパクト、Queenの人気もこの曲に一度入っていく感じがありますね。

Wikipediaには次の通りの記述があります。

5月に、1日10〜12時間ほどでボーカルパートのレコーディングを行ったという。楽曲全体のレコーディングには3週間費やされ、一部のセクションでは180トラック分のオーバーダビングが施された。ボーカルパートのオーバーダビングにあたっては、マーキュリー、メイ、ロジャー・テイラーの3人で160トラック分施され、メイは「繰り返しテープを回していたから、テープは劣化し擦り切れていって、照明に当てると向こうが透けてみえたほどだった。音楽もほとんど消えかかっていて、フレディが「もう少し "ガリレオ" を足そう』と言う度に、なにかが代わりに消えていった」と振り返っている。このエピソードは、2018年に公開された伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも触れられている。

曲の構成は冒頭から順に

アカペラ
バラード
オペラ
ハードロック
バラードである 2. の延長
となっている。

ヒットしたためにステージでのライブ演奏が要求されたが、バンドのメンバー4人だけでの通奏や完全再現は不可能であった。初期のステージでは分割した形で、2. と 4. とをそれぞれ、別々の楽曲と組み合わせた、メドレー形式として演奏された。その後、中期以降においては、ほぼ1曲通して演奏されることとなったが、1. は省略して、2. のイントロ相当部分のフレーズの繰り返し、あるいは独自のピアノ弾き語り部分を、冒頭に付加して行われた。3. はテープのみを流し、その間に、衣装を変えて再登場して 4. 以降を演奏するなどの視覚的効果も加えられた。

Wikipedia - Bohemian Rhapsody

アルバム『A Night at the Opera』楽曲リスト

名盤ですが、さまざまな楽曲が集まっていて聴きごたえもあります。非常に面白いアルバムだと思います。

01. Death On Two Legs (Dedicated To......
02. Lazing On A Sunday Afternoon
03. I`m In Love With My Car
04. You`re My Best Friend
05. `39
06. Sweet Lady
07. Seaside Rendezvous
08. The Prophet`s Song
09. Love Of My Life
10. Good Company
11. Bohemian Rhapsody
12. God Save The Queen

ライブ版

【和訳】QUEEN - Bohemian Rhapsody

上記のWikipediaの記事のライブだと思います。それでもかっこいいですね。

カバー版

ボヘミアン・ラプソディ(栗コーダーカルテット)

実は比較的ハードな洋楽をカバーしている栗コーダーカルテットのカバー版です。面白いですが、聴きごたえがあります。

ほかにもカバー版がたくさんありますので、紹介します。

1980年代
バッド・ニュースが1987年にブライアン・メイのプロデュースでパロディとしてカバーしている。
エレイン・ペイジが1988年のアルバム『The Queen Album』でカバーしている。

1990年代
アル・ヤンコビックの1993年のアルバム『Alapalooza』にポルカバージョンの「Bohemian Polka」が収録されている。
トルヴェール・クヮルテット(サクソフォン四重奏団)が1994年のアルバム『イノセント・ドールズ』でカバーしている。
ドリーム・シアターが1995年のアルバム『A Change of Seasons』のメドレー曲「The Big Medley」でカバーしている。
モンセラート・カバリェとブルース・ディッキンソンが1997年のアルバム『Friends For Life』でカバーしている。
フェイ・ウォンが1998年のコンサートツアーでカバーしている。

2000年代
Folderが2000年のアルバム『7 SOUL』でカバーしている。
カリフォルニア・ギター・トリオが2000年にアコースティック・ギター3本による演奏でカバーしている。
ラッセル・ワトソンが2002年のアルバム『Reprise』でカバーしている。
グレイ・デリスルが2005年のアルバム『Iron Flowers』でカバーしている。
ザ・フレーミング・リップスが2005年のアルバム『Killer Queen: A Tribute To Queen』でカバーしている。
ミュージカル『ウィ・ウィル・ロック・ユー』のキャストのコンスタンチン・マルーラが2005年のアルバム『Killer Queen: A Tribute To Queen』でカバーしている。
RAG FAIRが2005年の日本武道館でのライブでアカペラでカバーし、その後、日本テレビのバラエティ番組などでも披露している。
エドガー・クルーズが2005年のアルバム『Arranging For Solo Guitar: The Queen Titles』でソロ・アコースティック・ギターバージョンでカバーしている。
栗コーダーカルテットが2006年のアルバム『Ukulele Kurikocer』でカバーしている。
Moymoy Palaboyが2007年に口パク動画でカバーしている。
ニュートン・フォークナー が2007年からアコースティックでのカバーを披露している。
エミリー・オータム が2008年のアルバム『Girls Just Wanna Have Fun & Bohemian Rhapsody』でカバーしている。
ラヤトンが2008年のアルバム『Rajaton sings Queen with Lahti Symphony Orchestra』でラハティ交響楽団の伴奏でカバーしている。
ピンクが2009年のアルバム『Funhouse』のツアーでカバーしている。のちにDVD『Funhouse Tour: Live in Australia』に収録された。
2010年代
ネヴァー・シャウト・ネヴァー が2010年のアルバム『Punk Goes Classic Rock』でカバーしている。
ジェイク・シマブクロが2010年のアルバム『I ♥ UKULELE』でウクレレのインストゥルメンタルでカバーしている。
ウィリアム・シャトナーが2011年のアルバム『Seeking Major Tom』でカバーしている。
プシファー が2013年のEP『Donkey Punch the Night』でカバーしている。
パニック!アット・ザ・ディスコが2014年の「The Gospel Tour」でカバーし、2016年の映画『スーサイド・スクワッド』のサウンドトラックに収録。
レイク・ストリート・ダイヴが2015年のハロウィーン企画でカバーし、映像を公開している。
ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミーが2015年の「The Coma Ecliptic Tour」でカバーし、2016年のEP『Bohemian Rhapsody / Vertical Beta 461』に収録。
翠千賀が2017年8月2日に発売された『テレビ東京系「THEカラオケ★バトル」BEST ALBUM II』でカバー。
Nightwalkが2018年に発売した『Early Covers』でカバーしている。(Spotifyのみ)
2019年5月3日に放送された『ムジカ・ピッコリーノ外伝 時計台のモンストロ』で本楽曲がカバーされた[130]。
2019年12月11日・12日に氷川きよしが東京国際フォーラムで開催された「氷川きよしスペシャルコンサート2019 〜きよしこの夜 Vol.19〜」で日本語詞でカバー。訳詞はクイーンとも交流がある湯川れい子が手がけており、メンバーが日本語でのカバーに対して正式に許可している。

2020年代
まちだガールズ・クワイアが、2020年4月19日に発売したシングル「Moonbase」のカップリングでカバー。
押尾コータローが、2022年9月28日に発売したアルバム『20th Anniversary "My Guitar, My Life"』でDEPAPEKO(押尾コータロー×DEPAPEPE)としてカバー。

Wikipedia - Bohemian Rhapsody

いまでもたくさん愛されている楽曲

本当にこの曲は常に愛されている楽曲だと思います。聴いたことがない方はぜひ聴いていただき、カラオケで歌えるようチャレンジしてください。


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