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続・共鳴*雑踏のキス短くて巴里祭

【スキ御礼】共鳴*雑踏のキス短くて巴里祭 

雑踏のキス短くて巴里祭 岡田 耕
祭りが兼題でいきなり巴里祭が出て来てビックリした。これも意表を突いた祭の句?と一瞬思ったが「巴里祭」は立派に独立した季語なのでこれは違うだろう。しかしそのインパクトはすごかった。
外国の旅番組でパリが舞台だと、セーヌ川のほとりで抱き合っている、中には延々とキスをしている恋人達の姿が必ずと言っていい程映し出される。いわばパリを象徴するような景。日本でも最近では街中や電車の中で抱き合っている若者の姿を見る事があるが、さすがにキスまでは・・・。パリでも雑踏の中ではどうかと思われるが、パリー祭で街中が浮かれるこの日ばかりは、ちょっとくらいいいか。「短く」が利いている。
(光生)

あひる句会報 2021年5月号

☆この日の句会は、兼題が「祭」で、詠み込みが「短」でした。詠み込みの句なのです。「祭」の句は、これとは別に出句していたのです。
☆前記事を投稿したら、パリから ムーンサイクル さんがパリ祭(革命記念日)当日の様子のコメントをいただきました。ありがとうございました。
 また、パリ祭(革命記念日)の様子(2022年)を記事にされていますのでご紹介します。

(岡田 耕)

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