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Collective Dialogues

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創造的で豊かな対話を実践するための工夫やヒント
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#Clubhouse

Inspiration Seeds vol. 006:対話の場の仕組みと仕掛け

オンラインでの打合せも増え、対話について意識することが増えたような気がします。では、よい対話の場で行われていることは何なのでしょうか? なにかよい秘訣はあるのでしょうか。よくわかりません。そこで、普段から対話やコミュニケーションの場について考えている高柳さんと『よい対話を生み出すには』について聴いてみたい思います。

偶然出会えたら

Clubhouseでもなんでも、長い自己紹介を話す人がいる。プロフィールで十分なのに。あるいは他の人とのやりとりとして少しずつ話せばよいのに。長い自己紹介ではなく、そこまでの話のどこを面白いと思い、何を付け加えたいかを短く伝えることから始めればよいのに。 Clubhouseでモデレーターになった人は、一定のタイミングで「この場はどんな人がなんの話をしているか」という背景を話すとよいのに。ラジオの野球の実況中継でアナウンサーが一定のタイミングで「いま試合はどこまで進んでいて得

Inspiration Seeds vol. 004:《場》を作る

オンラインでの打合せも増え、ネット上で多くの会話が行われています。オンライン・オフライン、Zoom・Clubhouseと媒体はちがっても、そこには無意識に作られ、感じられる雰囲気や空気があります。 そこで、普段から対話やファシリテーションの場について考えている高柳さんと『場づくり』にかかわる話をしてみたいと思います。

オンラインツール自体が場づくりになっていると気付いたClubhouseでの体験

Zoom,SpatialChat,oVice,CozyRoom,GatherTown、いろんなツールが出てきた中で、ここで音声だけのClubhouseという世界が流行り方も含めて存在感のあるツールに出会いました。 最近、ファシリテーターがいなくても場の仕組みで「いい感じの場」になるのが理想なのかもと考えることが多くなってきました。そしてClubhouseの「音だけ」という制限が「場の仕組みにより発生するファシリテーション」にあたるかもしれないと思いました。 例えばClub