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適当な雑記(休止中)

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「バックパッカーのサバイバル」適当雑記(2021年5月29日)

準備とはランダム性を排除することだ。たとえば旅行の準備で、スケジュールを入念に確認したり、予備の着替えを詰め込む作業は、偶然のトラブルを避けるために行われる。そして脳内では、完璧な旅行がシミュレーションされ、準備の段階で期待に胸が膨らむし、キャリーバッグもつい膨らむ。

対して、バックパッカーという存在はランダム性を愛する人たちと言える。彼ら彼女らは、文字通りバック1つしか荷物がない。
代わりに「

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「ランドセルのダダイスト」適当雑記(2021年5月21日)



近所の小学校。「コロナに負けずにがんばりましょう!」というメッセージとともに、各生徒が書いたイラストが、運動場のフェンスに展示されている。マスクの着用や手洗いうがいを呼びかけるイラストが多く、「みんな優等生だなあ」と思う。
そんな中、PUMAに「がんばれ」のイラストがあった。唐突すぎて吹き出す。最高だ。コロナとPUMA。その飛距離が想像力の余白を生む。非優等生は文脈を無視し好きなものをぶち込ん

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「言葉は、繰り返すと意味がゲシュタルト崩壊する」適当雑記(2021年5月20日)

「バカリズム」という芸名の芸人がいる。最初にこの「バカリズム」という言葉を聞いたときは「バカ とリズム ?変な名前だなあ」と皆思ったはずだ。しかし不思議なもので、何度もテレビで「バカリズム」を見聞きするようになると、すっかりその名前の珍妙さは忘れ去られ、「バカリズム」がしっくりくるようになる。
「霜降り明星」「野田クリスタル」、最近の芸人は変な名前が多いが、実はその“変さ”にひっかかるのは最初のう

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「分断最高」適当な雑記(2021年5月19日)

世界が大きな壁によって真っ二つに分断されるのはよくないと思うが、網目状にたくさんの低い壁によって分断され越境も容易であれば、その世界は幸せそうだ。分断それ自体は決して悪ではない。適当な棲み分け。

「笑い」適当な雑記(2021年5月18日)

笑いというかユーモアというかバラエティというか、それらには秩序を崩しフラットにするパワーがある。

凄まじい防衛を誇る具志堅用高や、剛腕プロレスラーの長州力は、その本業での輝かしい実践が一切無視されるかたちで、バラエティ番組では「おバカ」「滑舌が悪い」対象として受容される。

笑いにおいて、その他の事柄は等しく「ネタ」でしかない。その全てを「ネタ」に変えてしまうパワーは、抑圧的な秩序を混ぜっ返し、

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適当な雑記(2021年5月14日)

自動車税の支払いと散歩を兼ねて家を出たけど、だらだら散歩し過ぎて着いた時には窓口閉まってた。メインがサブに飲み込まれる。プロ野球チップス。

適当な雑記(2021年5月13日)

個人,家族,職場,学校,行政,国家,etc.,各レイヤーには各コードがある。
命令ではない“自粛要請”は「お願いはするが、最終的には各コードで対応してください」ということなので、隠れていた各コードがむき出しになる。各コードは衝突したり、時に重なり合って何かを加速させたりもする。

適当な雑記(2021年5月12日)

おばあちゃん、普通の食事はドクターストップされるくらい気管が弱いので、専用の刻み食やとろみのついた料理などしか食べてはいけないことになっているが、時々隠れてチキンラーメンとかを食べている。いきなり味気ない専用の食事だけで生きていけるほど、人間上手く出来てない。

習慣や仕方や環境を変えるということは、依存から抜け出し新たな依存先を見つけるということであり、それには変化、反動、また変化のループが必要

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