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「胎内以前」のはなし

こんばんは。在宅フリーランスのおかきよです。
深夜にこそっと投稿してみます。

急なお仕事が入り、なかなか大変な一日でした。
今の気分を四字熟語で表現すると「疲労困憊」笑。

小学2年生の息子は、そうじや洗濯をしているときは気にもとめないのに、ひとたびパソコンに向かうやいなや、あれこれ邪魔をしはじめます。

いったい、なぜだ。

どうにかタスクを消化し、こうしてゆっくりnoteにむかっていると、
徐々に気持ちが落ちついてきます。
とはいえ頭は働かないので、疲れたときに取りだす「お守り」みたいな出来事について書くことにしました。

発語がゆっくりだった息子が、ようやく話しはじめた頃のこと。

「おとうさんとおかあさんは、テニススクールで出会ったんだよ」
返事をもらえるのが嬉しく、こんな話をしてみたことがあります。
すると、思わぬ言葉がかえってきました。

「知ってる」

「え? 君が生まれてくる前のことだよ」

「うん。知ってるよ。ぼく、階段の上から見てた」

えーっ!!

「本当だよ。ぼく、上から見ていてあそこがいいなって思ったの」


むすこの話を要約すると……

なにもないまっ白な空間に
長くて高い階段がある。
階段のてっぺんには、こどもがたくさんいて
寝ころんだり、頬杖をついたり、思い思いのポーズ。

「決めた? 」
「うーん、どうしようかな」
「ぼくは決めたよ。あのおうちにする」

「よいのだな」
神さまとおぼしき人がおごそかに言う。
「はい。あのおうちの子になります」

こんな感じだったそうです。

本当に、神さまのところから来たんだなあ。
わたしを選んでくれたんだなあ。

今でも心が温かくなります。
たった一度だけ息子が話してくれた、
私のところにくる前のお話でした。

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ほぼ毎日note14日め。
すべりこみで書きました(笑)

読んでくださり、ありがとうございました!

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