青森県l東北町lオカルルベースlわだ

県立高校の教員として総合的な探究の時間を担当するうちに、自らも結婚して移り住んだ東北町…

青森県l東北町lオカルルベースlわだ

県立高校の教員として総合的な探究の時間を担当するうちに、自らも結婚して移り住んだ東北町で任意団体を立ち上げ、プロジェクト活動をはじめました。こちらでは【オカルルベース】【東北町】【まちづくり】【教育】などを発信します。活動拠点▶小川原湖ふれあい村キャンプ場レストハウス

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なぜ教員がまちづくりをはじめたのか

青森県東北町でまちづくり団体「オカルルベース」を運営する「わだ」といいます。職業は県立高校の教員です。 わだ歴は約3年ほど。職場では旧姓「とおしま」を使っています。結婚して縁もゆかりも無い東北町に住むことになりました。 教員という仕事をしながら、なぜ東北町で「まちづくり」をはじめたのか、綴っていきます。 東北町ってなにがあるの?失礼を承知で書く。東北町出身在住の夫と結婚するまで、いや結婚して1年経っても東北町ってなにあるの?状態だった。 わだの生まれは平内町。青森県民

    • オカルルベースの由来

      たまに「オカルトベース」と読み間違えられる「オカルルベース」のわだです。 決して怪談を語ったりするような怪しい団体ではなく、青森県東北町で社会教育やコミュニティづくりに励む団体です。 この「オカルル」という聞きなれない謎の言葉について、ご質問を頂くことも多いので、今回はその名前の謎についてお話します。 東北町とは?オカルルベースの名前の由来を話す前に、まちの概要を簡単に。 東北町とは、青森県上北郡にある小川原湖の恵みや酪農、根菜類を中心とした農作物がとれる、自然豊かな

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      • 国語力は全ての学習の基礎ってはなし

        3月、卒業式が終わったと思ったら、すぐ高校入試。息つくまもない。 昨日と今日は高校入試の採点日だった。採点しながら、わだが思ったことを書く。 国語力がないと数学もできないわだが今年採点したのは国語以外だ。国語でなない教科を採点して感じたことは、「質問と解答が合っていない」ことが割とあるということ。 つまり、問題そのものが解けないとか間違ったというよりは、そもそも質問の意図や何を質問している内容が読み取れていないと感じた。 まず質問がきちんと読み取れなければ、当たり前だ

        • 子どもたちの心のエンジンを駆動させる

          先日三菱みらい育成財団の採択を受けた学校が参加できる地域別交流会(北海道・東北)に参加するため、宮城県に行ってきた。 わだの勤務する学校では、「総合的な探究の時間」という学習に力を入れており、三菱みらい育成財団からの助成を受け、さまざまなプログラムを実施している。 三菱みらい育成財団では「心のエンジンを駆動させる」という言葉がよく使われているが、これを生徒の心が動き、学習に主体的に取り組みだす、というようにわだは解釈している。 この交流会でわだが面白いと思った教育手法な

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          旧姓で働くわけ

          わだの職業は「教育公務員」だ。教育公務員歴は12年。わだ歴は3年。とおしま歴は31年。 東北町では「わださん」で通っているが、職場では「とおしま先生」。なぜ「わだ先生」にならないのかを書いてみる。 「旧姓使用」という制度 結婚後も仕事上で旧姓が使用できるという制度があることは、知っていた。大体年度途中に結婚したりすると、年度末までこの「旧姓使用」したりする人はいる。この制度を利用している人を直接見たことがないが、ごく稀に存在するらしい。 和田もこの旧姓使用の制度を使い、

          ローカルの魅力【東北町】

          「ふるさと自慢わがまちCM大賞」という企画が年1である。わだの出身平内町では、過去に「ひらない町」と「しらない町」をかけたなんとも自虐的なCMで大賞を受賞している。 が、「しらない町」は「ひらない町」に限らない。 前々回記事において▽ で、東北町って何があるの?的なことを書いた。これは住み始めて1年経った頃に感じたこと。 この記事だけ読むと、東北町ディスで終わっているように思われるだろう。だがしかし、わだは東北町の魅力を発掘すべく、自分の脚で調査した。どうせ住むなら好

          海猫カフェ「はたらくための自己分析」

          海猫ふれんず主催の「海猫カフェ」に参加。全4回のうちの2回参加できた。ゲストの経験から、自分の人生を考えるイベントだ。 20代のかわいい女子たちが、地域を盛り上げたいと考えて行動している姿が尊く、八戸の未来は明るいと感じた。この彼女たちの本気に地域の大人(おじちゃんおばちゃん)たちが応えていかなきゃいけないと思う。他人事にするんじゃなくて、大人が本気になって学び、行動していく必要がある。 海猫カフェで感じたことと、「自己分析」について書きたいと思う。 小笠原咲絵さん

          海猫カフェ「はたらくための自己分析」