伊豆諸島巡りは横浜からも近い離島旅ということで、仕事をリタイアした後の楽しみにしているのですが、かなり以前にジェットホイルにて横須賀から日帰りで行った伊豆大島を記事に残しておきます。まだ iPhone 6s とかの時代だったかなぁ、写真が少々粗目ですが横須賀の街歩きも少し紹介できればと思います。 

久里浜港：アクアラインが開通する前は東京湾フェリーを何度も利用したなぁ！

久里浜港と言うとすぐ東京湾フェリーが頭に浮かぶ。久里浜（神奈川）と金谷（千葉）を40分ほどで結ぶ定期航路で、東京湾アクアラインが開通するまでは久里浜から船で千葉へショートカットするのに利用してました。
久里浜は竹芝からの伊豆諸島行きの船も寄港するんですよ。

岡田港：今はきれいな待合所が建設された伊豆大島の北口

久里浜からはこちらのジェットフォイルで約1時間、伊豆大島の北の玄関口岡田港に到着です。伊豆大島には岡田港と元町港の2つの港があって、天候により変更となる場合があるようです。
この旅行記が2014年なので、引用サイトにあるような待合所はまだ建設されていませんでした（汗

三原山山頂口：岡田港からバスで30分ほどで山頂口へ！

三原山山頂口の御神火茶屋は昭和3年と歴史は古く、1986年11月の噴火の際にはテレビ局が火口を撮影する定点カメラが設置されるなど、長きわたり三原山を見守っています。登山前の腹ごしらえや、登山後のランチでも利用できます。

この看板があるあたりが 1986年の三原山噴火時の溶岩流の先端部分らしいです。なだらかな三原山の溶岩が流れる速度は人が歩く早さよりもゆっくりで、厚みのある流れになるんだそうです。

ごつごつした溶岩石の隙間から植物が。自然の力を感じますね。風を遮るものがまったくないので、火口に近づくにつれて風が強くなっていくように感じました。

山頂口の途中から火口付近までは舗装された道があり歩きやすくなっています。椿が見頃となるよく晴れた日にはハイキングを楽しむ方も多いと茶屋の方から伺いました。

三原神社：上部の鳥居からは天気がいいと富士山が拝めるらしい（汗

三原山内輪山の山頂付近に建つ三原神社は元来、社殿はなく、三原山自体が三原大明神として崇められていましたが、いつからか山頂に小祠が設けられて、内輪山の中腹に社殿が建立されたんだそうです。

1950年に発生した噴火で、中腹にあった社殿は溶岩流にのまれてしまいましたが、山頂の小祠は無事で後に再建されたのが現在の小祠とのこと。
パワースポットとしても知られているそうです。

三原山内輪山：迷わず火口見学道を目指しました（笑

「10万円、7万円、5万円、運命の分かれ道」でピンとくる方は私と同じ世代ですね（苦笑　内輪山の周回コースと火口見学コース。風も強くなってきたのでピンポイントで火口へ向かいます。

三原山火口展望場：もう風が強すぎてお弁当食べてる場合じゃない（汗

なんとか火口展望場まで到着。もう風が強いだけじゃなくてガスも広がってきて、山頂口で買った明日葉おにぎりを食べてる場合じゃなかったですね（苦笑　もちろんしっかり食べてから下山しました。

御神火茶屋のある山頂口まで戻ってきました。帰りに気付いたのですが馬がいたんですね。今回は日帰り旅だったので、今度は一泊してゆっくり温泉にもつかりたいですね。

3月末に訪れたのですが、まだ椿の花が残っていました。ボトって花が落ちるのでなんか儚い花だなぁと思っていたのですが、やっぱり綺麗ですよね。

山頂口売店：明日葉入りまんじゅうを食べて帰ろう！

山頂口バス停まで戻ってきました。お腹もすいたので何か食べようと名代歌乃茶屋に寄ってこちらを購入。草感が苦手な方にはお勧めしませんが、私は好みのお饅頭でした。

お土産屋一峰：2階の食堂で食べるべっこう寿司が旨すぎる！

岡田港に戻ってきて、伊豆大島名物のべっこう寿司を食べに、お土産店一峰2階の飲食コーナーへ。唐辛子入りの醤油に着けた白身魚で握ったお寿司で、JGC修行で何度も訪れた沖縄の那覇空港のすぐ売り切れてしまう大東寿司のルーツとも言われています。これが旨すぎた！

岡田港ターミナル：帰りもジェットフォイルで 1時間、久里浜へ戻ります

横須賀からの日帰り旅でしたが、離島感もしっかり味わえて、三原山火口までのハイキングも楽しめて、とても健康的な？旅になりました。次回はせっかくの火山島なので温泉も楽しみたいですね。