【沖縄県:西表島】ショートステイでも手つかずの自然の中にいるだけで楽しい!
沖縄本島に次いで県内2番目に面積の広い西表島。島の9割をジャングルが占め、2021年に奄美大島、徳之島、沖縄北部と共に世界自然遺産に登録されています。今回は我が家からは巣立っている息子らとともに家族揃っての石垣旅行中でのショートステイでしたが、ピンポイントでの観光を楽しみつつ大自然を満喫してきました。今度は宿泊で島の北部も訪れたいですね。
羽田空港:那覇経由での石垣島、A350-900 はドル箱路線での運行です(^^;
今回は久しぶりの家族旅行。アラサーの息子らも合流しての旅は数年ぶりですかね。まだ付き合ってくれるだけ親としてありがたいです。那覇経由で石垣島へ渡るので、JALの A350-900でまずは那覇へ。JGC修行時には何度もお世話になりましたが、やっぱり国内線最強のエンタメでドル箱路線のみ運行なんですね。
石垣空港:人数が多かったので航空券の価格優先で那覇経由(汗
直行便の方が移動はもちろん楽ちんなのですが、久ぶりに家族揃っての旅行でしたので、移動時間もまた楽しということで価格優先で那覇経由の航空券を手配。石垣空港へ到着です。初日は黒島で息子らにとっては初体験の原付バイク観光、2日目に西表島、竹富島を巡りました。
ユーグレナ石垣港離島ターミナル:八重山各島への玄関口、石垣のヒーローもお見送り
八重山諸島各島へはこちらから船で向かいます。(与那国は空路もあり)
他の記事でもご紹介していますが、石垣島のヒーロー具志堅用高の銅像が船旅の安全も見守っています。
2日目、朝早い船内は作業服を着た業者さんや、クーラーバックを持った釣り客が多かったですね。石垣ー西表島大原港は比較的欠航率が低い航路のようです。所要時間が40~50分くらいですね。
大原港:仲間港が正式名称なんですね、大原港は通称でした(汗
西表島の玄関口は東南エリアに大原港、北部エリアに上原港のふたつがありますが、上原港へは外海(そとうみ)を通る航路になるため風や波の影響を受けやすく欠航率が高いです。ちなみに大原港の正式名称は仲間港なんですね。
ターミナル脇には路線バスのバス停はあります。なんとスマホ決済が利用できるらしい!バスの車体もイリオモテヤマネコ柄でかわいいですね。豊原から白浜を1時間40分で結んでいます。
大原郵便局:離島に宿泊する際には郵便局にATMがあるかをチェック!
今回は日帰りの上陸でしたが、島旅ではしばしば現金でしか買い物出来ないという場面に出くわします。コンビニがあるような大きな一次離島ではあまり問題になりませんが、二次・三次となると郵便局の存在が大きくなってきて、ATMがあるかないかが気になってきます。
ンママキーやまねこパーク:
子供たちが遊べる遊具やバスケットコート(3on3用)やスケボーパークがある大きな公園です。観光地ではないのですが、上陸したら絶対に行ってみようと思っていた場所です。大原港からレンタカー屋さんまで歩き真っ先にここへやって来ました。
お目当てはこの巨大なやまねこ滑り台。人が一緒に写っていないのでその大きさが伝わりにくく申し訳ない!ので、この次に息子らがスタンバっている時の写真を載せときますね。
かなり大きのが伝わりますでしょうか?
家族全員が一人ずつ滑って動画を取り合ってました(苦笑
後良川:橋の両端に車を停められる場所が、雄大なマングローブを観よう!
さて、ンママキーやまねこパークから島を北上していきます。途中で仲間側、前良川と橋を渡りますが、後良川の橋の両端には車を停められるスペースがあって、北側からは川べりへ降りることができます。ここから観る川はまさにジャングルへと続く圧巻のマングローブ。
水牛車:由布島までの浅瀬を優雅に水牛者で渡ろう!
午後は竹富島へ渡るので、午前中の内に西表島から油布島への水牛車を楽しむため、朝一番に乗り場へやって来ました。以前はこちらでチケットを購入していましたが、今は渡ってから由布島で支払うようになっていました。
営業開始に向け準備が進んでいきます、角の形もそれぞれですね。我々以外にはまだ乗車待ちはいませんでしたが、9:30の一便出発時間が近づくと徐々に車やバスが駐車場にやってきました。
我々4人を乗せて貸し切り状態で第一便がスタートです。おじさんが丁寧に案内してくれます。お決まりですが途中で牛さんが例のために立ち止まります。ちゃんと隠すための衝立があるんですね(笑
牛の糞はプランクトンの餌になり、そのプランクトンを小魚たちが食べるという循環になってるんですね。
由布島:八重山諸島に属する離島のひとつ、西表から歩いても渡れます
西表から水牛車で由布島へ上陸。歩いて渡っている人もいましたが、この時は潮がかなり引いていたのか、せいぜいくるぶしの上くらいまでしか水位がありませんでした。
由布島の水牛車乗り場近くにある、水牛たち休息用の池です。非番の水牛はほぼ一日中池の中にいるんだそうです。退役した水牛たちものんびりと隠居生活を送るなど、島の人達に大切にされていることが良くわかります。
由布島亜熱帯植物園:島全体が南国の草花生い茂る植物園に!
植物園内の蝶々園には日本最大級の「オオゴママダラ」や「リュウキュウアサギマダラ」を見ることができます。久米島に行ったときにもこれらの野生の蝶を見かけることがあったので、意外に島内のどこかで会えるかも(苦笑
オオゴママダラの数が半端なかったです(苦笑
何匹もの蝶が目の前を過るように飛んでいきます。花に群がっているとちょっとゾクッと感じたりしますね。ちなみに以前どこかの記事で紹介したかもしれませんが、石垣空港到着ロビーのJALカウンター裏でも見ることができます。
オオゴママダラの蛹は金色に輝いています。上段の右から3つは間もなく羽化を迎えますね。オオゴママダラの幼虫は有毒な植物を餌としているそうです。それが関係しているかどうかはわかりませんが、乾燥すると金色ではなくなりますが、水の中にいれると再び金色に戻るらしい。
マンタの浜:島の東部マンタの浜はまさにマンタの通り道マンタウェイ!
由布島に渡って一番奥の島東部にあるマンタ浜と小浜島の間は急激に深くなっている部分があるらしく、マンタの通り道となっていてダイバーにも人気のスポットになっています。由布島側のマンタの浜は遊泳禁止ですが、数百メートルのビーチが続き解放感があります。
由布島茶屋:
西表島を中心に、八重山の美味しいものを原料に使ったマーハルジェラートが人気のカフェです。マーハルとは西表の地方の方言で「美味しい」の意味らしいです。いろんなフレーバーがあります。
家族4人で別々のものを注文してみました(笑 個人的には泡盛が好みでした。ジェラート以外にも手作りケーキなどもあります。暑い日にはこちらでクールダウンですね。
水牛車は往復でチケットを購入したので帰りもお世話になります。帰りのガイドさんは女性の方で、三線を弾きながら唄も披露してくれました。牛も歩みを止めて聞き入ってましたね(苦笑
短い滞在でしたがしっかり楽しめましたよ。
仲間川:大原港から出発するマングローブツアーが人気です!
さて竹富島への船の時間も迫っているので、急ぎ大原に戻ります。
大きな仲間川を渡りますが、ここは大原港から出ているマングローブクルーズのツアーで人気です。もちろん時間が足りず観光は叶いませんでしたが、橋の欄干にあるイリオモテヤマネコ像をパチリと!
レンタカーを返却して大原港まで送っていただきました。大原港からちょっと離れていますが、とても丁寧に対応してくださり感謝感謝です。
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