スクラム開発をおすすめする理由
結論
スクラムは、柔軟性、透明性、生産性を高めることを目的としたアジャイル開発の一つで、小さなチームが短いスプリントを通じて製品の開発を行う手法で、no plan inc. ではスクラム開発を取り入れています!
とくに、0から1のフェーズのプロダクトで、仕様変更や軌道修正に柔軟に対応でき、限られた開発リソースを最大限発揮することができます!!
スクラムとは
スクラムは、複雑なプロジェクトを効率的に管理し、高品質な製品を短期間で提供するためのアジャイル開発のフレームワークです。
スクラムのつらみ
専門用語が多すぎてとっかかりにくい
メンバーに少し学習コストがある
~とっつきにくいスクラム専門用語~
スクラム用語の解説
インセプションデッキ: プロジェクトのビジョン、関係者、目標などを明確にするための一連の質問やアクティビティ。
プロダクトバックログ: やるべきチケットが優先順位に従ってリストアップされたもの。
スプリント: 一定期間(通常2週間から1か月)にわたって特定の作業を完成させることを目指す、スクラムフレームワークにおける基本的な作業単位です。
スプリントバックログ: 特定のスプリントでチームが取り組むタスクや目標がリストアップされたもの。スプリントの始めにチームで選定します。
インクリメント: スプリントの終わりに完成する、製品のバージョンアップや新機能の追加部分。顧客に価値を提供するもの。
スクラムイベント: スクラムフレームワークにおける時間制限付きの会議。例えばスプリント計画会議、デイリースクラム、スプリントレビュー、レトロスペクティブがあります。
スプリントゴール: スプリントの間に達成すべき具体的な目標。チームがスプリント計画会議で設定します。
スクラムマスター: スクラムチームをサポートし、スクラムプラクティスの適用を促進する役割。障害を取り除き、プロセスの改善を支援します。
プロダクトオーナー: 製品のビジョンや戦略を持ち、プロダクトバックログを管理する役割。ステークホルダーとチームの間でコミュニケーションを取ります。
ストーリーポイント: タスクの複雑さ、労力、リスクを相対的に評価した単位。タスクの見積もりに使われます。
レトロスペクティブ: スプリントの終わりに行われる会議で、チームが過去のスプリントを振り返り、改善点を議論します。
リファインメント: プロダクトバックログアイテムを詳細に分析し、次のスプリントに取り入れるための準備を行うプロセス。優先順位の見直しや見積もりの精度向上に役立ちます。
やっぱ専門用語だるいw
no plan inc.が取り入れているゆるふわなスクラム
用語がよくわからんので、開発の規模によっては、カチカチのスクラムではなくゆるふわなスクラムをやってたりします。
全員で毎週定例をする
・全員で今回のスプリントでのチケットの振り返りをして、見せれるものがあれば見せてもらう
・もやったことがないか確認する
・全員で次のスプリントの計画をして開始する
・あとは困ったことがあればSlackで非同期でコミュニケーションする
もうこれだけやってればOKです!!
本当のスクラム
まじでデカい規模の開発の場合は以下のようにします(参考までに)
インセプションデッキを全員で作る
デイリースクラム:毎日朝、困ったことがないか確認する
リファインメント:週のどこか1hぐらいでみんなでチケットの見積もりをする。そして優先順位を入れ替える。
レトロスペクティブ:スプリントの終わりにチームが過去のスプリントを振り返り、改善点を議論します。
スプリントレビュー:スプリントの終わりにチームの成果物を披露してプロダクトオーナーがレビューする
ストーリーポイント:タスクを消化する上での単位、1hや1.5hとする場合もあれば、OOのタスクを1とする場合というのもある。
スプリントプランニング:過去消化できたポイントの平均を取り、次のスプリントのチケットを積む場合もあれば、稼働できる時間を聞いて、次のスプリントのチケットを積む
スクラムのメリデメ
メリット
プロジェクトマネージャー(PM)が不要になる
その代わりにPOが「トレードオフスライダー」というものを設置して「納期」「品質」「予算」「機能」を順位づけしてチケットの並び替えを行います。
仕様変更に強い
見通しがたつ
チームメンバー全員がプロジェクトの進捗状況を把握しやすくなる
短いスプリントと定期的なレビューを通じて、効率的に作業を進めることができる
デメリット
スクラムを効果的に運用するには、経験豊富なスクラムマスターとチームの全員がスクラムの原則と実践に精通している必要がある
過剰なミーティング: スプリント計画会議、デイリースクラム、レビュー、レトロスペクティブなど、多くのミーティングが必要とされる場合があります。
スクラム成功の重要ポイント
スクラムの成功には、以下のポイントが重要です。
適切なスクラムマスターの起用:製品の規模やチームに応じて、スクラムのイベントをやるやらないを判断できるといいと思います。
コミュニケーション: 発言しやすい空気を作りましょう。そして定期的なミーティングと透明性のあるコミュニケーションを通じて、プロジェクトの進捗を共有されるようにします
柔軟性: プロジェクトの要件や優先順位が変わる可能性に対応できるように柔軟であること。
以前、スクラムで気をつけていることについて別記事でまとめています
まとめ
スクラムは、その柔軟性と生産性の向上のために、多くのプロジェクトで採用されているアジャイル開発のフレームワークです。
しかし、その効果を最大限に引き出すには、チームのコミットメントと適切な実施が必要です。
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