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日めくり 2022/03/21

土曜はオンライン取材、日曜はお墓参りと帰省があったので、やっと今日休みらしい休みになった。録り溜めていた大河ドラマ『黄金の日日』と、2006年新春にテレ東で放送された『天下騒乱』を見る。

過去の時代劇は合成がバレバレで、一目でスタジオ撮影と分かるシーンも多い。でもそんな画面が気にならないほどストーリーに引き込まれる。演じる俳優さんの目が景色を本物にしてくれるのだろうか。

午後は近所を散歩する。陽の光が春の角度だけれど空気は少しひんやりしていて気持ちがいい。桜の木が3本ほど植わっているポイントがあって、もう満開だった。子ども連れの家族が2組、スマホや一眼レフカメラでベストな角度を狙っている。おばちゃんグループは撮った写真を誰に送るか、にぎやかに相談していた。

散歩の都合、同じ場所を3回通る。そのたびに違う家族が入れ代わり立ち代わりで撮影会をやっている。桜はやっぱり人の気持ちを浮き立たせる。晴れ間の富士山のように「今日はいいものを見た」という気にさせる。

佐藤春夫の『レトリック感覚』を読み始める。序章の「レトリックはなんぞや」という定義で駆使されるレトリックが巧すぎる。何かヒントを掴めますように。

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