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働き方の捉え方が大きく変わるターニングポイントに立ち会うことを楽しむ

2020年は当初思い描いていた1年とは全く違う年になりました。

今頃、4年に1度の祭典に沸き、バスケットボールの試合を現地で熱狂しながら観戦していたのかな、などという想像も、そういえばするのを忘れるくらい、目の前の状況に対応するので精一杯の半年でした。

仕事柄、企業のあり方というものに非常に興味を持ち、いろいろな会社の取り組みを日々インプットするようにしていますが、様々な企業が新しい働き方を模索する中で、オフィスを解約する企業、またオフィスで過ごし時間の付加価値を捉え直す企業など、本当にちょっと前まで考えもしなかったような、様々な動きが見え始めています。

自分たちの会社にとってどんな選択がよかったのか、という答え合わせはまだもう少し先になりますが、きっとまだこれからいろいろな選択肢やいろいろな進め方が企業によって出てくるのではないかと思います。

その中で、個人としてもきっといろいろな働き方の選択肢が広がっていくのではないか。とてもワクワクしますね。

ストレスも変化を楽しむための調味料

もちろん変化はストレスを伴います。

例え変化していく方向自体が、自分の求めるもの、自分の理想とするものだったとしても、変化していく過程自体にはストレスを感じるようにできている気がします。人間変わらないのが一番気が楽ですからね。

スタートアップの中にいると、変化というものがある種必然で、もう半ば麻痺しているような感覚を持っていますが、それでもやはり大変です。

ここで「大変だなぁ」と歩みを止めてしまうのか、それでもその先を目指して歩みを進めるのかで、その先に待っている景色は変わってきます。

長い時間並んだラーメンがいつもより美味しく感じる現象や、ものすごく辛かった部活の時間を共にした仲間との絆が強固なように、きっとこの大変な時代を乗り越えた先には、何か得難いものが個人にも、そして社会にも残っていくのではないかと信じています。

(せっかく頑張るならそう信じたいですよね。)

この時代の変化、企業の変化、個人の変化、これがどんな方向に向かうのかはまだ誰もわかりませんし、きっと全てが思った通りに行くわけではないと思います。ただそんなことも全部ひっくるめて、大きな変化の中を生きたということは、それ自体にすごく貴重な価値を認められるようになると思うので。振り返った時に大きな変化が自分にとってもあったな、と思えるようにしたいですよね。

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