おいおい子どもがお前を見てるぞ
実家にいたころの私は、何もできなかった。
母の反対を押し切って無理やり実家を出たが、実家を出たころの私は生活力がなかった。
自分の時間を使う、自分のお金を使う、自分の食べるものを決めて用意する、自分の健康を管理する、自分の心を知る。
いつも母の顔色をうかがって行動を決めていた私は、実家を出て、はじめて自分で自分のことを考えるようになった。
だから、私は子どもに自分で自分のことを決めたり行動したりできるようになってほしかった。
生活力を身に着けてほしかった。
そして、それを自