見出し画像

実学(重要部分まとめ)


実学 稲盛和夫(著)
メモ

値決めは経営である。
売り手にも買い手にも満足を与える値でなければならず、最終的には経営者が判断するべき大変重要な仕事なのである。

キャッシュベースで経営する。

土俵の真ん中で相撲をとる。
土俵際ではなく、まだ余裕のある土俵の真ん中で相撲をとる、という意味である。
常にお金のことに心配しなくても安心して仕事ができるようにする。

筋肉質の経営に徹する。
本質的に強い企業にしようというのであれば、経営者が自分や企業を実力以上によく見せようという誘惑に打ち克つ強う意志を持たなければならない。
1、中古品で我慢する
2、健全経営に徹する
3、固定費の増加に警戒する。
4、登記は行わない。額に汗した利益が貴い。
5、予算制度は合理的か?「当座買い」の精神。

経営者が社員から信頼され尊敬されなければ、経営者が指し示す目標をどんな困難があろうと達成しようという社員がいるはずない。

「決算の結果、今月いくら利益が出たと経理は報告してきたが、そのお金はいったいどこにあるのだろうか?」ということが、経営のための会計学の出発点なのである。

会計において万全を期した管理システムが構築されていれば、人をして不正を起こさせない。

経営者の役割というのは、会社に生命を吹きこむことであると考えています。
経営者が会社について誰よりも真剣に考え、みんなの先頭に立っていきいきと行動しているときは、会社は躍動しています。

全ての経営判断は「人間として何が正しいか」という原理原則にもとづいて行うべきものと確信している。


以上、重要部分まとめ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?