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【不妊治療のカルマ】


14人に1人。
これは体外受精でこの世に誕生した子の人数です(2019年の数字)。

医療の進歩により
今まで、不妊の理由が分からなかったことが分かるようになり
子どもを持ちたいという夫婦の希望が叶いやすくなった
という見方もあれば
女性の社会進出に伴い、妊娠・出産が遅くなっている
という見方もあり、
体外受精に臨む様々な理由が、夫婦の数ほどあります。


不妊治療は、ほとんどの人が
「まさか自分が不妊治療するとは思っていなかった」
と思うところから始まると思います。
そして、大抵
医師がいる病院への通院以外に
漢方、よもぎ蒸し、マッサージ、酵素風呂、ヨガ、サプリメント、鍼灸などの民間療法にも通います。
そこで
今までの自分を否定されるような感覚に陥る人もいるでしょう。
・座りすぎの仕事で血行が悪い
・食生活が良くなくて、血が少ない
・ストレスが多い
・できれば働くことをやめた方がいい
などなど、遠回しにもしくはストレートに今まで頑張ってきた自分を否定されるようなことを言われることがあります。

不妊治療のカルマは
・頑張ってもどうにもならないことがある
・手に入れたいと思っても手に入れられないものがある
などが考えられます。
どんなに頑張って自己注射をしても、ホルモン剤を服用しても
卵が育たないこともあれば、そのお薬が原因で自分をコントロールできないこともあります。
本当はやりたいことを我慢して、自分を押し殺して治療のスケジュールを優先しないといけないことも多々あります。

仕事などで結果を出してきた女性は、そのようなカルマを経験しやすいのではないのでしょうか。
なぜなら、
どんなに頑張っても結果が出せない人
やりたいことができない人
自分を押し殺して人を支えている人
の気持ちを理解するためです。


また、これはかなり抵抗がある内容になりますが
不妊治療のカルマとして
本当は子どもを欲しいと思っっていない
子どもを持つことが自分にとってリスクだ
という理由から子どもに恵まれていない可能性もあります。

当事者からすると、これはなかなか受け入れられない内容ですよね。
でもこれはあると考えられます。

それでは今日はここまで
今日も素敵な1日を☆

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