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育休取得を迷ってるあなたの背中を押す、育休のすばらしさ3選

「イクメン」という言葉や文化が広がって、男性も積極的に育児をするのが当たり前となっている昨今、育休についても取得を検討しているパパがたくさんいると思います。

私も2021年に第一子、2023年に第二子が生まれ、それぞれ半年間の育休を取得しています。

この記事は、

こんな方に見てもらいたい

  • 自分が育休を取得しても何もできないのでは?と考えているパパ

  • 育休を取得したいけど、会社の目を気にして一歩が踏み出せないパパ

  • 育休を迷っているパパの背中を押したいママ

に、私が経験した育休の素晴らしさをお伝えする内容をまとめています。
この記事を読んで、ぜひ育休に踏み出してみてください!

育休のすばらしさ

育休は、家族のためにも、自分のためにも素晴らしいものとなります。
今から育休の素晴らしさを3つ説明します。順番に説明していきます。

  1. 育児の楽しさを存分に味わうことができる

  2. 子供がいる生活の大変さを夫婦間で共有することができる

  3. 家族の将来のライフプランを見直し、行動に移す良い機会になる


1.育児の楽しさを存分に味わうことができる

多くの人にとって、育休取得における最大の目的はこれじゃないでしょうか。

他人から、なんで育休を取得したいの?と聞かれると、つい、「妻のフォローが、、」とか「里帰り出産する予定がなくて、、」とか色々と言い訳がましいことを言いがちなのですが、本質的な目的って、今しかない貴重な乳幼児期の育児を存分に楽しむということだと私は思っています。

実際、私がこう回答して、それについて文句を言われることはありませんでした。(こういった質問をされたときの返しとしておすすめです。)

そして、私が実際に育休期間、育児を全身全霊で行っていますが、

  • 日々の成長を間近で感じる

  • 仕事のことを忘れ、余計なことを考えず、育児に没頭する

  • ママと子育ての会話で盛り上がる

といったことができ、これまでの人生では感じられない楽しさと充実感を得ることができています。


2.子供がいる生活の大変さを夫婦間で共有することができる

先ほど、育休取得の一番の目的は「育児を楽しむこと」と説明しましたが、個人的には育休の最大のメリットは「大変さを共有できること」だと思っています。
なぜなら、この子供のいる生活の大変さというのは、夫婦間の関係に大きく影響を与えるものだからです。

よく「男だから育児のことはわからない」と言う方がいますが、ママも初めからママだったわけではなく、ある日突然ママになります。育児はママにとっても初めてのことであり、パパも同じスタートラインなのです。

ただパパが仕事に追われることで、スタートダッシュが遅れ、途方もなく先をいくママを見て、「もう追いつけない。。」と思ってしまい、育児に関わることが減ってしまうのだと思います。
そう考えると、パパとママがそろってスタートラインに立ち、同じペースで子育てができる育休はとても良い期間になると考えます。
また、子供がいる生活の大変さが夫婦の関係に影響を与えることは、下のグラフ”夫婦の愛情曲線の変遷”でも示されています。

(出典)東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長 渥美由喜著
「夫婦の愛情曲線の変遷」

このグラフによると、産後は子供への愛情に反比例するように夫への愛情が低下しています。
この際、産前産後に夫が育児や家事に協力したかどうかで、妻から夫への愛情が回復するか低迷するかを決定づける要因になるようです。

(出典)東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長 渥美由喜著「夫婦の愛情曲線の変遷」

このグラフを始めて見たのは子供が生まれたばかりのタイミングで、当時は非常に衝撃を受けましたが、実際に半年近くがっつり子供いる生活をしていると、何となくこのグラフの結果も納得するようになりました。
それは、親が育児を上手にシェアして、大変な乳幼児期を乗り越えることで、家族が一つの強固なチームとなる実感があったからです。
単に作業を分担することができるのも大きなメリットですが、育児の大変さを共有し、互いに相手の気持ちを汲み取れるようになったのが、何より育休を取得してよかったと思えました。


3.家族の将来のライフプランを見直し、行動に移す良い機会になる

独身時代に、これからのライフプランについて深く考えていた人はそれほど多くはないのではないでしょうか。

かくいう私もまっっったくと言っていいほど、ノープランでした。
特にお金に関しては、資産運用はおろか、貯金もままならない状態で社会人生活を送っていました。。
これまで小学校から大学まで、いろんなことを学んできましたが、お金にまつわる話や人生については誰も教えてくれませんでした。

ですが、結婚し第一子が生まれて、子供の顔を見ているときにこれから家族を養っていけるのか?このままでいいのか?という考えがわいてきて、家族のライフプランを含めて本気で考えるようになりました。

そして夫婦間でもよく相談しながら、家族としてどういうライフプランにしていきたいか、いくらお金が必要になりそうなのか?すり合わせながら、二人とも納得のいくプランを考えることができました。

そのライフプランを実現するために、一度目の育休中に私は以下の行動をしました。

育休中にやったこと

・お金の勉強(FP3級の資格取得)
・保険の契約(生命保険)
・住宅購入
・資産運用(積立NISA、個別株投資)
・ブログやSNSの運営

他にもある気がしますが、ざっくりこれくらいです。(また思いついたら追記します。)

こういった新しいことや、しっかり時間を取って考えなければいけないことは、日々の仕事と育児をしながらだと、考えることを後回しにしたり、あんまり納得のいかないままにとりあえず実行してしまったりします。
大体、そのように実行してしまうと、あとから後悔すること多いように思います。

そのため育休は、人生において大事な決断や、新しいことへの挑戦をするのに、ぴったりの時間だと考えます。
もちろん、育児をぞんざいにしたら意味がないので、バランスよくやるのがポイントです。


まとめ

ここまで、私が育休中に実際に感じた「育休のすばらしさ3選」を説明してきました。

  1. 育児の楽しさを存分に味わうことができる

  2. 子供がいる生活の大変さを夫婦間で共有することができる

  3. 家族の将来のライフプランを見直し、行動に移す良い機会になる

これは、私の主観的なものではありますが、どんな人でも当てはまるものだと思っています。
本記事を見て、育休取得に踏み出す方がひとりでも増えたら、最高にうれしいです。



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