休出出休出週末。けんけんぱみたいな週。

週3勤務っていいなと思ってたけど、逆に疲れた。週5かっちり8時17時のほうが体には合っているらしい。つくづくサラリーマン体質だ。

幸い、スタートアップの割に残業はあんまり無くて、ただ毎日が忙しなく過ぎていく。ああ昼だ、と思ったらすぐ夕方になる。ちょっと酸欠の頭でキッチンに立つ。

ママあのねきょうねの合唱と、乱れたリビング、怠けたい気持ち。攻防戦の中で生み出される、私のギリギリごはん。今週の瞬殺飯をどうぞ。

✳︎ちなみに瞬殺飯とは…
・作るのが瞬殺（すぐできる）
・食べるのが瞬殺（家族が喜んで食べる）
という2つの瞬殺を叶えるもの。
30分で作って、30分以内に食べ終わることを目指したい

＊月曜日
・水餃子
・空芯菜炒め
・トマトとかき卵の酸辣湯（サンラータン）
・卵黄の醤油漬け
・ごはん

祝日のため、月曜日だけど私が炊事担当。
幸い、週末に買ったdancyuの30周年号が素晴らしすぎて、久しぶりに「めんどくさい」を上回る「食べたい」が押し寄せている。

さっそく、皮からつくる水餃子。朝から娘と一緒に皮を捏ねた。手元が狂って塩の容器を床にぶちまけるという哀しいアクシデントがありつつも、餃子をお迎えするためのお清めの儀式として受け取る。

日中は生地を寝かせて、夕方からゆったりと水餃子を包む。あとは空芯菜炒めと、桃太郎トマトでサンラータン風。

卵黄の醤油漬けも、冷凍してから漬けるというdancyuに載っていたレシピ。まんまるでかわいい。今更だけど、#新しいお月見 とした。

水餃子は、包んでから少し置いていたら皮がふやけて大変だったけど、なんとかなった。むちむちでジューシーで最高。

「めちゃくちゃ面倒で、とびきり美味しい」って良い。日々が忙しない分、贅沢な気分になる。
まんまるの黄身が可愛いくて、珍しく写真を撮った。

　
＊火曜日
・ビーツのポトフ
・じゃがいもと豆苗の春巻き
・ごはん

ポトフは前夜に作った。豚を塩揉みして、ざく切りの玉ねぎと人参とキャベツ、ビーツはパックのもの。

日中に電鍋へ鍋ごと放り込み、さらに美味しくなるという寸法。とろとろの玉ねぎ、ほろほろの豚肉がさいこう。

電鍋の隅にはじゃがいもも入れて、一緒に蒸しておいた。適当に潰して、豆苗とたっぷりチーズで瞬殺春巻きに。ちなみに台所でアツアツを春巻きを手掴みでひとくち、冷えた白ワインをぐびっ、これぞ料理担当の特権。

＊水曜日
・味噌煮込みうどん

チルドの味噌煮込みうどん。具だって長ネギと鶏肉、卵だけ。土鍋で作って、どかんと出す。
味噌煮込みはおいしいけど、白ごはんが欲しくなるくらい濃い。またしばらく要らないな、と思いつつ翌朝にも残りを食べた。（もったいない婆の哀しい宿命）

＊木曜日
・鶏バターレモン
・アボカドとツナのチーズ焼き
・長芋カリカリに焼いて塩
・ごはん

この日も祝日。dancyuより、鶏バターレモン。これ作りたい！！と娘が指さすから材料準備したのに、結局わたしが作った。娘はきゃあきゃあ言いながら動画を見ていた。もう。

鶏むね肉を塩とレモンでマリネしてから、小麦粉、卵液をつけてバターにどぼん！すさまじいバター量に怯んだけど、美味しかった。いつもの鶏むねが貴婦人のよう。カリカリの衣に、バターの香りを纏わせて、魅惑的だった。

アボカドは半分に切って、中身をツナとマヨで混ぜて器ごとチーズ焼きに。息子はアボカド嫌がるのでツナきゅうり。長芋はただ薄く切ってカリカリに焼いて、塩。

＊金曜日
・ぶりの照り焼き
・やみつきキャベツ
・桃太郎トマト
・梅干し、たくあん、ふりかけ
・ごはん

朝のうちにブリ大根にするはずが、そんな余裕はなかった。18時過ぎに退勤、ごはんは早炊き、ブリは照り焼き。最短ルートをひた走る。

キャベツはにんにく、ウェイパー、ごま油、韓国のりもいれて娘が揉む。トマトは切るだけ、漬物やらふりかけやら、昼ごはんの控えたちを総動員して、有耶無耶とす。みんなハイハイって言ってくれるのが悲しいやら、ありがたいやら。

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週末は、お誕生日の息子に捧げる。
今週もおつかれさま。