関東が今日梅雨明けしまして、いよいよ夏本番となりました。

マス・メディアを見ていますと、電力がひっ迫しているので節電をという声をよく聞きます。

かたや熱中症対策、電気代の高騰などを報じながら、電力の危機を伝えるメディアに私は困惑します。

 電気代の高騰の要因は火力発電の燃料である石油が円安の影響で値上がりしていること、さらには電力の供給量が原発が止まっていることで少ないことが挙げられます。

原発については東日本大震災以降、安全性の観点から動かさない方がいいという指摘がされていますが、いい加減真剣に議論すべき(というか遅いくらい)でしょう。

国民は目の前の電気代高騰と電力供給の危機を耐えてまで、原発を止めなければいけないのでしょうか。

目先のポイントを得るために我慢しなければいけないのでしょうか。

 私はまったくそう思いません。自民党の選挙CMを見ていると自民党には「国民の生活を守る責任」があるそうです。

原発を動かさずに電力の供給量の危機に対して我慢を求める政権は国民の生活を守れているでしょうか。

 脱炭素社会ということで火力発電所にも圧力が向けられる今日の社会状況で、理想よりもまず今の生活をいかに良くしていくかを考えたら私は節電を求める前にやることがあるだろうと思うのです。

物価が高いなら、消費税を下げればいい。給料が少ないなら、社会保険料と所得税を下げればいい。

 参院選ではいまだかつてないほど各党バラマキを標榜していますが、私は政府から小遣いが欲しいとは思いません。

私は政府に私のお金を取り上げるなと言いたいのです。ただそれだけです。

節電を言うのは勝手ですが、私は最善を尽くさない政府のわがままに付き合う義理はないと断言します。

高くても電気代を払っている以上、存分に使用するべきです。

他にも電気業界における料金規制も本問題において重要な点ですが、より込み入ります。

すごい大雑把にいうと、料金の上限を国が認可するということです。電気料金が上がるということはそれだけ国が電気料金の上限があがるのを許可しているということです。

興味のある方は調べてみてください。料金規制もクソです。

「暑いんだから好きにクーラー使わせろってんだ」って話でした。

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